【ボクシング】石井慧、韓国のパワーファイターと迫力の打ち合いもドロー
1月6日(金)エディオンアリーナ大阪にてプロボクシング興行『3150FIGHT vol.4』が開催され、第2試合のヘビー級(90.7kg以上)4回戦では柔道北京五輪金メダリストの石井慧(リングネームはサトシ・イシイ=ミツキ)がハン・チャンス(韓国)と迫力のある打ち合いを演じるも判定1(石井)-0で引き分けた。
プロボクシング戦績は互いに1勝無敗だが、前回の石井の判定勝ちに対し、チャンスはTKO勝利を収めている。
101.5kgのチャンスに112.5kgの石井、身長は183cmと石井より2cm高いチャンスが1Rの序盤からパワフルなフックの連打で仕掛ける。一発当たればダメージ必至だろう。石井はしっかりガードしながら、サウスポーからオーバーハンドの左をヒットさせる。後半、チャンスが連打を仕掛け、手数で上回る。
2R以降、チャンスは大振りの思いっきりのいいパワーパンチを振っていくが石井は見切る。そして石井はサイドに回りながらジャブ、そして左ストレートにつなぐ。
3Rには相手をコーナーに詰めボディの連打から左フックをヒットさせるなど、ペースを握り始める。チャンスはその接近戦でも大振りのフックを仕掛ける。
最終の4R、石井は圧力をかけ接近戦でボディ、そしてアッパーをヒットさせる。チャンスもロープを背負いながらボディブロー、アッパーで反撃。互いに一進一退だが、石井は、頭をつけた低い体制からボディ、フックを続けて試合終了。ジャッジは一者が39-37で石井、二者が38-38で引き分けとなった。クリーンヒットは石井、手数はチャンスという印象だった。
石井は21年にはK-1に電撃参戦し3戦3勝。昨年6月には、クロアチアのMMAイベント『FNC6』で40秒でTKO勝利したが、プロボクシングでは未だKOはない。MMAとボクシングは使う筋肉が違うと言う石井、ヘビー級のKOを見せる時が来るのか。この結果で石井は戦績を2戦1勝1分とした。
▶︎次ページは【フォト】石井の右フックがヒット!迫力の打ち合い!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・石井慧、112kgも割れた腹筋の驚愕ボディで計量パス、プロ2戦目に挑む
・【この試合の全結果】1.6『3150FIGHT』全試合 結果 速報
・【前戦】石井慧がプロデビュー戦を勝利で飾る、圧力かけコーナーで連打
・石井慧がアームロックで王座奪取、試合後には相手の反則に怒りの抗議
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!