【ボクシング】ウガス敗れる!右目塞がれ奮闘も、バリオスが2度ダウン奪い暫定王座を奪取
10月1日(日・日本時間)米ラスベガス・Tモバイルアリーナの『サウル・カネロ・アルバレスvsジャーメル・チャーロ』のアンダーカードでは[WBCウェルター級暫定王座決定戦]が行われ、元WBA世界Sライト級王者マリオ・トーマス・バリオス(28=アメリカ)が元WBA世界ウェルター級王者ヨルデニス・ウガス(37=キューバ)を判定3-0で下し二階級制覇を達成した。
ウガスは20年にWBA世界ウェルター級王座を獲得し、21年8月にはパッキャオに勝利し初防衛。しかし22年にはエロール・スペンス・ジュニアにTKO負けしている。
対するバリオスは26連勝も21年6月にジャーボンテイ・デービスにKO負け、翌年2月には階級を上げるも、キース・サーマンに判定負け。今年2月にはKO勝利で再起している。
試合はウガスがじわじわとプレッシャーをかけてはジャブから右ボディ。バリオスは時折鋭いジャブを当てる。静かな立ち上がりも、ウガスが右オーバーハンドを当てる。
しかし2R終盤、バリオスの左ジャブがカウンターでヒットすると、ウガスが腰を落としダウン。しかしすぐに立ち上がる。
ウガスはダメージを感じさせる様子もなく、パンチをまとめ何度もヒットさせる。4Rからはバリオスが前へ出はじめ、ウガスも右のカウンターをヒットさせる。
ウガスの右フック、バリオスのジャブの構図だが、次第にウガスの手数が落ちる。
ラウンドを重ねるごとに、バリオスのジャブでウガスの右目が腫れてゆく。10R開始にはほぼ右目がふさがり、ドクターチェックも。
11R開始時にもドクターチェックが入り、バリオスはここを機会と手数を増やすと、バリオスの左が入り、ウガスがグラつく。
最終12R開始時のドクターチェックもパスし、会場は大盛り上がり。
しかし開始直後、突っ込むウガスにバリオスの左カウンターがモロに入り、2度目のダウン!
立ち上がったウガスだが、マウスピースを吐き出し、減点も入る。
最後はバリオスの怒涛の手数に、ウガスはフラつきながらも起死回生の右を振ってはヒットさせるが、ここでゴング。
判定は3-0でバリオスに。117-108、118-107×2で完勝、バリオスが暫定王者となり、二階級制覇を達成した。
▶︎次ページは【動画】右目の塞がったウガスが突っ込むもダウン!
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