【ボクシング】重岡優大が圧勝で正規王者に!弟・銀次朗と同日戴冠を達成し、WBO王者に「喧嘩ボクシングやりたい」と対戦要求
10月7日(土)東京・大田区総合体育館にて行われた[WBC世界ミニマム級王座統一戦]では、暫定王者・重岡優大(26=ワタナベ)が正規王者パンヤ・プラダブスリ(32=タイ)を大差の判定3-0(117-111、119-109×2)で破り、正規王者となった。2試合前にKO戴冠した弟・銀次朗と同日戴冠を達成した。
この試合は今年4月16日に予定されていたが、一週間前にプラダブスリのインフルエンザにより中止となっていた。
重岡は予定されていた4月16日に、WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦で7回TKO勝利し暫定王座を獲得。
その後、パンヤは6月に同級10位の田中教仁を相手に防衛戦を行い、KO勝利している。
優大が7勝(5KO)無敗に対し、王者パンヤは40戦(24KO)1敗、KO率60%の歴戦の強者だ。
サウスポーの優大は、鋭い踏み込みからの右ジャブから左ボディ。しかしパンヤも前に出て、優大の右に右カウンターを合わせてゆく。
4Rには優大が前後にステップを踏み出し、右フックを入れてゆくも、パンヤの右カウンターも当たる。
4R終了時点でのジャッジは、3者とも39-37で優大。
5Rにはパンヤが詰めて手数を増やし始めるも、優大は声を出し、踏み込んでの右でぐらつかせる場面も。
しかしパンヤは打たれてもペースを変えず詰め続け、7Rには右をクリーンヒットさせる。
8Rには優大が前に出はじめ、左を次々と当て、8R時点でのジャッジは、3者79-73と優大が差を広げる。
9R、優大は下がってカウンター狙いも、10Rには再び声を出し、前に出て左をヒット。パンヤはサークリングしながら、ついに手が出なくなる。さらに鼻血のパンヤ。
その後も優大は前後のステップで左フックを軸に、追い込み続けた。12Rには優大が左ボディでパンヤの動きを止める場面もあり判定で大差の勝利となった。
優大はマイクで「今日はどんな結果でKOでも判定でも自分をほめてやろうと思っていたので、ほめたいですね自分を」とコメント。
さらに「俺次WBOにやりたいやつがいて、王者がアマチュア上がりで戦績も俺と同じくらいで、同じ年のイケイケのやつがいるらしいんで。そいつと喧嘩ボクシング出来たら」と現WBO王者で8勝無敗のオスカー・コラーゾ(26=プエルトリコ)との統一戦を要求した。
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