【ボクシング】“21歳の新星”吉良大弥が2度のダウン奪い圧勝、相手の世界ランカーはフラフラに
5月11日(日)東京・大田区体育館にて開催された『Lifetime Boxing Fights 27』の第4試合[110ポンド(約49.9kg)契約 8回戦]では、WBA世界ライトフライ級6位の吉良大弥(21=志成)が、WBA同級13位のジャクソン・サパタ(28=ベネズエラ)から2度のダウンを奪い、判定3-0(79-73、79-71、80-70)で圧勝した。KO勝利は逃すも、最終Rは相手はフラフラの”KO寸前”だった。
【フォト】新星・吉良、強烈アッパーでダウン奪う瞬間!相手はグロッキー
吉良は”キラキラダイヤモンド”の異名を持つ注目の新星。高校3冠とエリート街道を進むと、井岡に誘われプロ転向。プロデビューすると24年6月、10月と連続1RでKO勝利した。
対するサパタは11勝(9KO)2敗2分、ベネズエラの国内タイトルも獲得している。
試合は序盤から吉良が飛び込んでスピード連打で攻め込むと、サパタもも目にも止まらぬ連打。2Rには接近戦で互いに貰い合い打ち合うと、セペタの左フックが入り、吉良がグラつく。
3R終盤には激しい打ち合い、会場は大盛り上がりだ。4Rにはサパタはサウスポーに変え足を使い出す。その後も吉良は時にもらいながらも前に出続け、互いに強打を入れあう激しい打ち合いだ。
そして7R、吉良がついにボディを効かせると、サパタが倒れ込みようにダウン!
更に吉良がまたも上下の強烈フックの嵐に、今度は右ボディアッパー!相手はくの字で疲労の表情だ。
最終8R、吉良がコーナーに追い詰め左からの右でサパタがスリップ、サパタがしがみつくも、吉良がボディを入れると、抱えたまま崩れ、2度目のダウン。その後も圧倒、相手は最後はフラフラ君の足取りの中、ゴングが鳴った。
吉良は「悔しいけれど、ホッとしています」と倒し切れなかったとコメント。前日には1RKOを意識せず戦うと語っていたが「1R倒すのを狙ってしまってるけど、中盤押さえてしっかり判定で勝つと、悪い意味でかなってしまった」とも。
さらに「プロボクシングの難しさ。倒そうと思うと倒せない、ポイント意識しすぎるとポイントを取られる。シビアなルールに呑まれたかな」と良い経験だとした。
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