井岡は割れた腹筋、マルティネスは広背筋が凄い！計量パスでどちらが勝つ！？＝5.11大田区

2025/05/10（土）UP
（最終更新：2025/05/16 12:58）

　5月11日（日）、大田区総合体育館で行われる、王者フェルナンド・マルティネス（アルゼンチン）と挑戦者・井岡一翔（志成/同級6位、元王者）　による［WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ］の前日計量が10日に都内で行われた。井岡は割れた腹筋、対するマルティネスも見事な広背筋を見せて、両者とも51.9kgでパス。そして約10秒のバチバチの睨み合いを展開した。

【フォト】井岡の割れた腹筋とマルティネスの凄い広背筋！計量でのボディ比較

　計量パスした井岡は右の拳で胸を叩き、その拳を天井に向かって突き上げるパフォーマンス。アルゼンチンの大応援団を従えて登場したマルティネスは、堂々とマッスルポーズを決めた。
　その後のフェイスオフでは、マルティネスがかけていたサングラスを外して井岡に近づくと、バチバチの睨み合いが約10秒間続いた。

　計量後は会見にも出席し、どんな結末の試合にしたいかを問われたマルティネスは「1ラウンドから血が沸くようなパンチの応酬をしたいです。後半KOを狙います」と宣言。
　一方の井岡は「KOで明確にはっきり決着をつけることが理想ではありますが、いちばんは自分のボクシングをして、KOでも判定でも必ず勝つことがいちばんだと思いますので、何があっても勝利をつかみたいと思います」と語った。

　両者は2024年7月7日、両国国技館でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡とIBF同級王者のマルティネスによる王座統一戦を行い、12R、3-0（116-112、117-111、120-108）でマルティネスが勝利し、IBF王座3度目の防衛および井岡のWBA王座の獲得に成功した。
　その後、再戦が昨年12月に組まれたがマルティネスがインフルエンザに罹患したため、試合前日に中止された。　

　リベンジに強い井岡、前戦ではマルティネスにボディを効かせリードした場面もあった。明日11日いよいよゴング。果たしてリベンジ成功なるか。

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