【K-1】平本有利を予想した魔裟斗に木村ミノルが発奮

2015/09/04（金）UP
（最終更新：2015/09/07 19:12）

　9月22日（火・祝）東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 WORLD GP 2015～SURVIVAL WARS～』で、K-1甲子園2014王者・平本蓮（チームペガサス）と対戦する木村“フィリップ”ミノル（ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム）のコメントが主催者を通じて届いた。

　破壊力抜群のパンチでK-1 WORLD GP －65kg王者ゲーオ・フェアテックスからダウンを奪って勝利するなど、現在K-1で3連勝と波に乗っている木村。まだプロデビューして3戦しか経験していない平本とは実績に差がありすぎるが、油断はしていない。

「まだ高校生の選手で、まさかやるとは思っていない選手という意味では一番インパクトがある相手でした。これはちょっとやばいなって。波乱が起きるか?　順当にいくか?　その辺はちょっと揺らぎました。もちろん大丈夫だろうなと思いますが、相手が若いから何が起こるか分からない。だから過去最高に仕上げないといけないでしょうね」

　平本の印象は、「全試合パンチできっちり倒しているので勢いに乗っていますよね。相当自信がある顔もしているし、良いオーラを持った選手で、上に行く選手だと思います。相当、肝も座っていますよね」と高評価。

　8月25日に行われた記者会見では、魔裟斗が「挑戦者は失うものがないので、挑戦者の方が有利」と平本有利を予想。それについては「俺は嬉しかったです。魔裟斗さんは俺の気持ちを分かってくれているというか。あれがなかったら、ただ俺が迎え撃つ立場でしたけれど、魔裟斗さんがああやって言ってくれたことでみんなも俺の気持ちが分かってくれたと思う。大変な試合ですけれど、俺は頑張ります」と、発奮材料になったという。

「俺もブレーキを外してガンガン行きます。今回に関しては喧嘩です、喧嘩。僕の格闘家のプライドとして、そういうことは思わないんですが、今回は別。とことん打ち合ってガツガツの殴り合いをしますよ」と、殴り合いを予告した。

写真/ (C)M-1 Sports Media