【パンクラス】矢地「相手は化け物。挑戦者の気持ちで行く」
4月24日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 277』に出場する、修斗第5代環太平洋ライト級王者でパンクラス・フェザー級7位の矢地祐介(KRAZY BEE)が、12日(火)都内所属ジムで公開練習を行った。矢地はREBEL FCトーナメント王者クレベル小池(BONSAI JIU-JITSU)と対戦する。
試合に向けたトレーニングで疲れが溜まっているとのことで、軽いシャドーボクシングで公開練習は切り上げた矢地。1月大会でパンクラス初参戦を果たし、元UFCファイターのロドルフォ・ルビオに判定3-0(三者とも30-27)で完勝を収めている。しかし、試合内容は本人の納得のいくものではなかったという。
「前々回に王座を失って(グアムのPXCフェザー級王座)、前回は久しぶりの日本での試合で気合いが入りすぎてしまい、堅くなってしまった。いい試合を見せようと思っていたのに、負ける怖さと入り混じった心境になってしまい、慎重になってしまいましたね。KOか一本を常に目指していますが、行こうとした時に“行ったらヤバイ”と思ってしまい、安全パイを選択してしまった」
試合後のマイクでは「この雰囲気に耐えられない」との言葉が出てきたが、それは「海外での試合ってパンチ一発、蹴り一発でも観客のリアクションが凄いじゃないですか。でも久しぶりに日本でやったら静かだったので戸惑いました」と、海外と日本の観客の反応に戸惑ったからだった。
今回の対戦相手クレベルは18勝のうち15勝が関節・絞め技による一本勝ちという驚異的な極めの強さを持つ。
「強いですね。一番嫌なタイプです。得意分野(寝技)の実力が抜きん出ているので、その土俵には上がらないと決めています。テイクダウンされないように、それこそ相手に触れさせないくらいのイメージで打撃で行く。俺も素人ではないから寝技にも自信ありますが、寝技単体で見たら俺より強いのでそこでは勝負しない」と、相手の得意な部分には付き合わず、自分の得意な部分で勝負するつもりだ。
かねてから目指すのは海外の舞台であり、ほかの日本人選手とはレベルが違うところを見せたいと公言している矢地だが、クレベルについては「UFC以外のローカル選手の中ではトップにいる。戦績を見ても化け物。俺よりも格上だと思っているので、挑戦者の気持ちで行く」と、強敵だと認識。それでも「柔術黒帯で打撃が出来る選手はUFCならゴロゴロいる。その中で勝ち残るためには今回の相手にはしっかり勝たないといけない」と気を引き締めていた。
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