【UFC】リョート・マチダ、禁止薬物で1年6カ月の出場停止
11月16日(水・現地時間)UFCが声明を発表。元UFCライトヘビー級王者リョート・マチダ(ブラジル)が、UFCアンチ・ドーピング政策違反により1年6カ月の出場停止処分を受けることが分かった。
今年4月にUFCアンチ・ドーピング政策の独立機関であるUSADA(米アンチ・ドーピング機構)の抜き打ち検査を受けたリョート。薬の服用に関する聞き取り調査の中で、自ら使用を報告したサプリメントの一つに禁止成分であるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)が含まれていることが明らかになった。
USADA側からアンチ・ドーピング政策に違反している可能性を伝えられたリョートは、速やかに禁止薬物の使用を認めた。そのうえで、禁止された当該成分が含まれていることを知らずにサプリメントを服用していたと釈明。その後の調査で、採取したサンプルからリョートの申告と合致するかたちで成分が検出された。
UFCアンチ・ドーピング政策では、禁止薬物の使用が発覚した場合、2年間の出場停止処分を科すことを基本としている。しかし、過失の程度が軽度である場合や、選手が薬物使用を速やかに認めて調査に協力する場合などには、処分が軽減される。
リョートについても、速やかに禁止薬物の使用を認め、調査に協力したことなどから、USADAは出場停止期間を1年6カ月に軽減。リョートがこれに合意したことから、今回の処分決定に至った。
なお、この処分はリョートが禁止薬物の使用を自己申告した4月8日から発効するため、復帰は2017年10月となる。
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