【巌流島】カマキリ拳法・瀬戸、今回の秘策はブルース・リーの「アチョー」

2016/12/02（金）UP
（最終更新：2016/12/02 16:36）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　2017年1月3日（火）千葉・舞浜アンフィシアターにて開催される『巌流島 世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜』の日本代表チームが12月2日（金）都内で公開練習を行った。

“カマキリ拳法”こと蟷螂拳（とうろうけん）の使い手・瀬戸信介は、ブルース・リーやジャッキー・チェンに憧れて中国武術を学び、空手、テコンドー、ムエタイ、ミャンマー・ラウェイなど他流試合にも挑戦してきたファイター。3月大会で柔術家の岩倉豪、7月大会でクラブマガ王者ナタネル・パリシを下して、現在2連勝中だ。

　今回は3月大会で相撲出身の中島大志に1R28秒、左後ろ回し蹴りで失神KO勝ちしたカポエイラ戦士マーカス・レロ・アウレリオ（ブラジル）と対戦する。

　その瀬戸に今回の秘策を聞くと「ブルース・リーの怪鳥音です」と意外な答え。怪鳥音とはブルース・リーが映画の中で技を出す時などに発する「アチョー」などの独特の叫び声のこと。

「一説によるとあの声を出すことによって相手のリズムが崩れるそうです。町田光選手の居合パンチも同じだと思いますが、普段やられないことをやられると一瞬相手の動きが止まることがあります」と瀬戸。

　同席した菊野克紀も「確かに気になりますね」と同調。「脳がパニックになるのでは」とその効果を推測した。

　実際、怪鳥音はブルース・リーが他流試合で発したのが始まりと言われており、「あれはブルース・リーしかやらない。何か意味があるはずです」と瀬戸。

「やったらどうなるのか。実戦で敵にどんな影響を与えるのかやってみたい。それが僕の中での公開検証です。そこに隙が生じるのでは」と、瀬戸は大真面目に語った。

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