佐藤嘉洋が総額1000万円超の空き巣被害に遭う
『K-1 WORLD MAX』で魔裟斗らと激闘を演じ、2010年の世界トーナメントでは準優勝した、元キックボクサーでKrush名古屋大会実行委員長の佐藤嘉洋(36歳)が空き巣被害に遭った。
被害に遭ったのは6月25日(日)未明と見られている。佐藤は家族と共に1泊2日の旅行から帰宅し、室内が荒らされていることに気付いた。実は「半年前に玄関の鍵がいじられた形跡があり、警察に相談した」と予兆があったという。
被害総額は1000万円超。そのうち現金は100万円超で、そのほとんどは8月20日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホールにて開催される『Krush.79 ~in NAGOYA~』のチケット売り上げ金。さらに2007年12月の結婚式でのご祝儀も盗まれた。
被害額で最も大きかったのは貴金属類やバッグなどの物品で、「妻は婚約指輪を失って凄くショックを受けている」というが、特に恩人の形見としていただいた時計を盗まれたことに憤りを隠せない。「自分で買ったものはともかく、チケット代もそうなんですが、人様からいただいたものを盗られてしまったことが申し訳ない気持ちでいっぱいです」と佐藤。
警察にはすでに被害届を出しているが犯人に言いたいことはと尋ねると、「いつか来るとは思っていたので、盗まれた場合のために呪いをかけておきました。だから残念でしたね、ご愁傷様ですと言いたいです」と強気。
さらに「もう許すことにしています。祝福してあげますよ。そうすると自分の心が救われるんです。個人資産は全てなくなったので、自分の人間としての価値が試されるのかなって思っています。いつもと変わらない行動や生活が出来れば、本物の勇者になれると思っているんです。
嘆いて戻ってくるならいくらでも嘆きますが、もう戻ってこないのだから嘆くだけ無駄です。ここから先、資産を再び稼ぐために何をすればいいかを考えた方がいい。窮地に立たされていることは間違いないですが、ゼロからコツコツやっていこうと考えています」と気持ちは前向きになっているようだ。
「幸い、Krush名古屋大会のチケットは盗まれていなかったので、まずはこれを売ることから始めます。“ただでは終わらないぜ”という気持ちです」と、佐藤は力強く語った。
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