【M-ONE】ゲーオのムエタイ引退試合は小宮由紀博戦に決定
11月26日(日)東京・ディファ有明にて開催される『M-ONE 2017 FINAL』に出場が発表されていた、前K-1スーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレック(33=WSRフェアテックスジム)の対戦相手がRKAウェルター級王者・小宮由紀博(37=HEAVY CLASS)に決定した。
ゲーオがムエタイルールで試合をするのは2015年3月の健太戦以来。小宮は今回が60戦目となる大ベテランで、過去には“近代ムエタイの帝王”セーンチャイ・ソー・キングスターとの対戦経験があり、当時日本で猛威を振るっていたクンタップ、ムアンファーレッグ、グライガンワーンといった古豪から粘り強いファイトと得意の右ストレートで勝利を奪っている。
10月25日(水)都内にて記者会見が行われ、大会主催者のウィラサクレック会長は「ゲーオはこれが最後のムエタイルールでの試合と考えていて、本人からもう1回ムエタイで戦わせていただきたいとの希望があり、今回はムエタイルールでやることなりました」と、これがゲーオにとって最後のヒジ打ち・首相撲ありでの試合になることを発表。
ゲーオは「もう1回ムエタイで、ディファ有明に戻って試合をやります。M-ONEに久しぶりに戻って来て懐かしいです。(K-1では塗ることが禁止されている)タイオイルを塗るのも懐かしくて嬉しいです。今回を最後にムエタイを引退します。今後はK-1に専念します」と、これがムエタイでの引退試合だと位置づけた。
対戦する小宮については「試合は見たことがないけれど、強いと思います」と評し、「今回はムエタイスタイルなので、いろいろな技をやって勝ちたいと思います」と、K-1ルールでは制限されている技も使いたいという。
一方、ゲーオとの対戦オファーをもらった小宮は「すごく興味がある選手だし、尊敬している選手なので話が来た時は嬉しかった。こんな素晴らしい選手とやれることがキックボクシングをやっている意味でもある。僕のキャリア(約14年)の中でも凄く大きな試合になるので、全ての感覚を研ぎ澄ませてぶっ倒してやりたいと思います」と、強敵との対戦を喜ぶと同時に番狂わせを起こすと宣言。
ムエタイルールでのゲーオの何を気を付けたいかと聞かれると「全部です」と答えた小宮。「僕がやった相手とも試合をして倒して勝っている。どれだけ強いのかが分かります。でもやるからには面白い試合にするのが僕の仕事なので、思い切りやります。自分が一矢報いるところを見て欲しい」と話した。
来年6月に閉鎖が決まっているディファ有明での開催は今回が最後になるM-ONE。小宮は「M-ONEに出させてもらえるのも嬉しいし、ディファで試合が出来るのも嬉しいです。僕もいろいろな試合をしたので思い出があります」と、最後の思い出を打倒ゲーオで刻むつもり。一方、ゲーオはディファで行った8試合の中で最も思い出深いのは「梅野源治との試合が印象深い。それだけは覚えています」と、2013年9月に行った梅野戦をあげた。
●編集部オススメ
・強すぎるゲーオ、日本最後の砦・梅野をも粉砕(試合動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】