【ONE】青木真也が2階級制覇で“名誉挽回”を誓う
シンガポール発の総合格闘技団体「ONE Championship」(通称ONE)が、11月24日(金・現地時間)にシンガポール・インドア・スタジアムで開催する『ONE: IMMORTAL PURSUIT』の記者会見を、22日(水・同)にシンガポールのホテル、マリーナ・ベイ・サンズで行った。
ONEウェルター級王者ベン・アスクレン(33=アメリカ)と、挑戦者の元ONEライト級王者・青木真也(34=パラエストラ東京/EVOLVE MMA)が出席した。
アスクレンはレスリングで北京五輪に出場しており、MMA(総合格闘技)ではベラトールでもウェルター級王者になっている。青木は元DREAMライト級王者で、2013年4月にONEでもライト級王者になったが、2度防衛した後、昨年11月にエドゥアルド・フォラヤンにTKO負けして王座陥落。
王者アスクレンは「俺はプロ格闘家としてのキャリアを始めたその日から、俺こそ世界最高だと言い続け、それを17回も証明してきた」と語り、17勝無敗1分の戦績を誇る。そして「24日にもう一度それを証明して見せる」と必勝宣言した。
挑戦者の青木についてアスクレンは「シンヤは本当に素晴らしい相手だ。間違いなく彼は総合格闘技界のレジェンドだし、彼の寝技に対抗することは、俺にとって大きなチャレンジだ。俺は寝技でもコンプリートな選手になりたいからね」と、“寝技師”青木の技術を高く評価し、それを超えて見せると宣言。「俺はこの試合に向けてエキサイトしてるぜ。彼はグラップラーで、俺がリスペクトする技術を持っているから、素晴らしい試合になるだろう」と激戦を予想した。
一方青木は「ベン・アスクレンはスペクタクルな戦いをする格闘家。僕が心からリスペクトするアスリートです。彼には自分のキャリアの目標があるだろうけど、僕にも自分の目標があります。僕はONEチャンピオンシップでもう1つのベルトを獲って、名誉挽回するために来ました。もう一度勝ちたい。僕はまだ満足していません。今回の試合に絶対に勝つと決意しています。僕は試合を断りません。最高の選手と戦うために、ここにいます」と、2階級制覇を成し遂げ、1年前にTKO負けでライト級王座から陥落した屈辱を晴らすことを誓った。
現王者アスクレンに“レジェンド”と呼ばれた青木が二階級制覇を成し遂げ、昨年の屈辱を晴らすことができるのか。
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