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【ボクシング】ゴングの音と勘違いでKO劇、動画が公開

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2017/12/04(月)UP

5R、残り10秒の拍子木の合図をゴングと勘違いし背を向け歩き出す王者に、大橋は追いかけ右フック一閃、これがKOとなる(Photo=Naoki Fukuda)

 2017年12月1日(金)東京・後楽園ホールにおいて、王者・坂晃典(25=仲里/日本フェザー級王者)が挑戦者・大橋健典(28=角海老宝石/日本フェザー級8位)と対戦。

 5Rの残り10秒、坂は拍子木(ひょうしぎ)のカンカンという音とゴングの音を間違え、大橋に背を向け自分の赤コーナーに歩き出し、大橋は坂を追いかけ後ろからサイドに回り込みながら右フックをクリーンヒット。それで坂は倒れ、KO負けで王座陥落という、ボクシング史上、前例のないKO劇である。

 この動画をボクシング専門サイト 『A-SIGN.BOXING.COM』のyoutubeチャンネルが12月4日に公開、1日で視聴回数3万を超えた。

自身の赤コーナーで大の字に倒れる王者(右)

 「1日で視聴回数が3万回も行ったことは初めてです」とはサイト代表の石井一太郎氏(35)。彼は元日本王座、東洋太平洋王座を獲得した元ボクサーだ。自ら運営する「横浜光ボクシングジム」に加え、昨年、このボクシング動画サイトを昨年立ち上げ運営している。

「世界戦は雑誌などで報道されますが、後楽園ホールの日本タイトルマッチレベルの扱いは小さい。今後も色々工夫して情報を伝える手段を考えていきたい」と話した。

 動画のコメントには「打たれて意識が混濁してる状態では拍子木の音をゴングと間違えたりといった状況が起こりやすいだろうから、拍子木の存在自体を考え直した方が良いかもしれない」と言った意見や、5R後半の坂のダメージから拍子木がなかったとしても「次のラウンドに入ったとしても、大橋のKO勝ち」と意見などが寄せられた。


(映像=A-SIGN BOXING

▶︎【写真、試合レポート】ゴングの音と勘違い、異例のKO負けで王座陥落

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