【K-1】平本蓮、ゲーオに不撓不屈の戦いを挑む
2018年3月21日(水)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の記者会見が、12月7日(木)都内にて行われた。スーパー・ライト級スーパーファイト(ワンマッチ)として、元K-1スーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)がK-1甲子園2014王者・平本蓮(K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦する。
新生K-1旗揚げ戦となった2014年11月3日の大会で、ゲーオはK-1 WORLD GPスーパー・ライト級初代王座決定トーナメントで優勝。新生K-1初の王者となった。同大会の第7試合で行われた、K-1甲子園2014トーナメント決勝戦で優勝したのが当時高校1年生だった平本である。
宮田充K-1プロデューサーは「一夜明け会見で平本選手が、いつかゲーオと戦いたいと言っていて凄いなって感じた記憶があります。それから3年と4カ月、このカードがいよいよ実現することになりました」と紹介した。
平本は「僕が初めてK-1に出た大会がK-1甲子園の決勝戦で、その日にゲーオがぶっちぎりで優勝していて世界は広いなって思って。俺がここに立つのに何年かかるのかなって思っていました。ゲーオはカッコよくて、ゲーオが作ったK-1の歴史を追いかける形で、ゲーオが切り開いた最強伝説に憧れてK-1で試合をしてきました」と、ゲーオへの想いを語る。
そして「記念すべき大きな大会でゲーオとついに戦えることは、自分が頑張って来たのもそうですが、夢の舞台が整ったじゃないですけれど、諦めずに小さい頃からやってきた集大成がこのカードだと思う。どうせやるなら最強の相手とやりたかった。僕はゲーオを最強の選手だと思っているので、不撓不屈の戦いを見せたい。勝ちに行って最高の試合を見せたい」との決意。
ゲーオは「対戦にあたって精一杯の準備をしてリングの上で力を出し切るための、万全の準備をしていきたいと思います」と、全力で平本を迎え撃つと油断はない。
平本が「ゲーオは僕が小学生の時から試合を見てきた選手、神のような強さを持っていた。その選手との対戦オファーをもらった時は、地道で大変だったけれど格闘技をやってきてよかったと思いました。勝てる確率は低いと思いますが、今から頑張ってもそれは変わらない。でも、どれだけやれるかよりは勝ちにこだわるし、勝つことに意義がある」と言えば、ゲーオは「その言葉に特別な感想はないが、後輩に対戦してみたいとの希望があれば先輩としてぜひ対戦を受けたいと思います」と笑みを浮かべる。
ゲーオは続けて「平本はいい選手に成長したと思うが、経験が少ない。これまで見た限りは僕の後輩のゴンナパーには勝っているが、木村ミノルには負けているので実力は未確定な部分はあります」とし、「2018年は1試合1試合強い相手に確実に勝っていき、K-1チャンピオンの座を奪還したい。そして今回のように、後輩から戦いたいとの希望があれば自分としては受けて立ちます」と話した。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/元K-1スーパー・ライト級王者)
vs
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014王者)
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