【KNOCK OUT】重森陽太、森井洋介は「1カ月あれば攻略できる」
12月10日(日)東京・両国国技館で開催された『KNOCK OUT 2017 in 両国』の一夜明け会見が、11日(月)都内にて行われた。
第2試合で、18連勝(1引き分けを挟む)、4年間負けなしと圧倒的な強さを発揮していた第20代MA日本スーパーバンタム級王者マキ・ピンサヤーム(タイ)を僅差の判定で破った第9代日本フェザー級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)が出席。
「昨日は結果にこだわって試合をしました。それで一応結果を残せて、ワンステップ新しいステージで戦えるようになったと思います。大物相手でも結果を残せることが自分も分かったし、自分の立ち位置も分かった。これから先はどんな強い相手でもしっかり倒しきること。KNOCK OUTというイベントなのでKOにこだわっていきたいと思います」と、強敵相手に勝てることを証明したので、次からはKOしていくことがテーマになると語った。
試合については「かなり研究したんですが、実は作戦通りには最初からいかなかった」と、意外なことを打ち明ける。
「ジャブと左前蹴りがうるさい選手なので、それをまず止めようと、本当は右ローで組み立てるつもりでした。でも、向こうがこうしてくるだろうなって動きを逆に自分が出来たんです」と、本来なら相手の得意パターンを自分がやっていたと振り返った。
また、「昨日は考えながら動けていたので頭が冴えていたと思います。次も昨日と同じような感覚で出来ると思う。もう考えながら、見ながら出来るので、どんな相手にも対応できると思っています」と、この試合を通じての進化も感じたという。
バンタム級からフェザー級、そしてライト級へと階級を上げて「ライト級はちょうどよかったです。一番調子がよかった。適正だと思います。身長が181cmあるんですが、いま自分でも53kgによく落ちていたなと思います。これからは60kg前後で試合をしていきたいと思います」と、適正体重も見つけたようだ。
そうなると、今大会で初代ライト級王者となった森井洋介との対戦も視野に入って来る。重森は「相性はいいと思います。パンチの回転が速くてまとめるべきところでまとめてくる選手ですが、すぐに思いつくのは2発目を触られなければ大丈夫かなと思っています。勢いのある選手ですが、試合が組まれて1カ月で仕上げられる範囲にはいると思っています」と、森井攻略に自信を見せた。
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