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【イノベーション】初参戦の健太、褐色のナルシスト時代を後悔

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2017/12/15(金)UP

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「褐色のナルシスト」改め、色白になったことでプロのナルシスト=プロフェッショナルシストを名乗る健太

 12月17日(日)東京・ディファ有明で開催されるキックボクシング大会『Champions Carnival 2017 III』の4大メインイベント3で激突する、WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)と、ルンピニージャパン・スーパーライト級王者・前田将貴(RIKIX)のコメントが主催者を通じて届いた。

 今回が初参戦となる健太は来年2月12日より開始される「KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級トーナメント」への出場が決まっている。ここで前田に負ければトーナメントにも影響するだけに、非常にリスキーな一戦となった。

 しかし健太自身は「リスキー? それは、僕が負けた場合を前提とした考えですよね。絶対に負けないので、この試合がリスキーだという発想がありません。むしろ、この試合がなくて前の試合(11月22日)から2月12日まで3か月近く間隔が空くことがリスキー。だから、この試合は僕にとって必要な一戦なんです」と持論を展開。

 絶対に負けないとの自信はあるが「怪我さえしなければ、学ぶことが多い良い機会です」とこの試合に意義を感じているようだ。「頭から作戦は立てることなく、試合中、瞬時に何でどう行くか決めてかかります。首相撲やヒジ打ちを含め、何でも出来る自分だからこその頭脳戦を堪能してください」と、この試合のポイントを語った。

 健太と言えば“褐色のナルシスト”と呼ばれたほど黒く焼けた肌がトレードマークだったが、現在は色白。その理由も明かした。

「これまで会社勤めで、仕事が終わってからジムワークとウエイトトレーニングでハードに追い込んで疲れ果てても、日サロ通いは欠かさなかった。まさに苦行。しかしそれが全身脱毛の関係で数カ月、日サロ断ちするとアル中が酒を飲まなくなるように、ぴったりと日サロ依存症が治りました。そこからの好循環には驚きました。時間ができる。疲れない。ストレスも軽減。なんとこれまで無駄なことを一所懸命続けてきたことか。お陰様で、いま僕は“健太120%”と名乗りたくなるような心持ちです。それだけに、強さと共に“白さ”にもご注目ください」

大物食いに挑む前田。左となりはジム会長でもある小野寺力KNOCK OUTプロデューサー

 そんな健太120%に挑むは、7月に橋本悟にTKO勝ちして王座に就いた前田。「30戦目でようやくつかんだチャンス。『ここを逃したらもう二度目はない』と命懸けで臨みました。今まで打ち合いになったら我を忘れてセコンドの指示など聞こえなくなっていたのが、この試合は、その中でも冷静さを保てていたし、作戦通りに動けた初めての試合でもありました」とタイトルマッチを振り返る。

 今回はビッグネームとの対戦になったが、「ひとつ上の階級(ウェルター級)の選手だし、大物過ぎて自分がやることになろうとは想像もしていませんでした。体格や身体つきが似ている部分もあるテクニシャンなので、試合を見て勉強させていただいていたくらいです」と、対戦が組まれたことを驚く。

 しかし、「まずは気持ちです。経験とテクニックでは明らかに劣っていますし、向こうの減量が上手くいくのなら自分の特徴であるパワーさえも超えられている可能性もあります。それでも勝ちに行く武器は、ハート以外にありません。自分がどんなにポイントを取られていようと、最後まで諦めずに倒しにいきます。自分の背中を見るだけで伝わる。そんな試合をします」と、最後まで諦めない試合をすると誓った。


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