【RIZIN】真珠、デビュー2戦目は「ミルコみたいな左ハイで勝ちたい」
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12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(木)都内で行われた。
第8試合のRIZIN女子MMAルール(57.0kg契約)のワンマッチでチェルシー・ラグラース(26=アメリカ)と対戦する真珠・野沢オークライヤー(24=アメリカ)が”因縁の一戦”に向けて抱負を語った。
真珠は、かつて人気タレントとして活躍した野沢直子の長女。アメリカで生まれ育ち、空手、柔術を学んで7月のRIZINでプロデビュー。デビュー戦ではシーナ・スターに1R、腕十字固めで一本勝ちした。
「私は昔、PRIDEを見ていたので、今回自分が大みそかの大会に出られると思うと、すごくテンションが上がってます」と、真珠は白い頬を上気させた語った。
10月のRIZIN福岡大会で予定されていた第2戦を、「より高いレベルのファイターになるため」に延期し、ギルバート・メレンデス(元ストライクフォース&WECライト級王者で、青木真也、川尻達也を破った男)のジムで猛特訓を積んできた真珠。
今回の相手ラグラースとは、今年3月にアマチュア大会で対戦し、激しい打ち合いの末に真珠の反則でラグラースが勝利している。頭部への蹴りが禁止のアマチュアルールだったが、身長差があるため真珠の蹴りが頭部に入ってしまったのだ。
「あの試合では、打撃では私が、寝技では彼女が上だったけど、反則で負けてしまって残念でした。お母さんが初めて見に来てくれた総合格闘技の試合だったのに負けたので、今回は、『あの子に勝てる』ということを見せたい」と、母の前で不本意な結果に終わった試合の落とし前をキッチリつけたい、と言う。
「彼女は柔術がうまい選手。だから寝技対策をメレンデス・コーチらと、たっぷりやりました」との言葉通り、寝技への対応やタックルで倒されても、すぐ立つ練習を徹底して繰り返したという。
それだけではない。「ムエタイの”レジェンド”ジョンサナン(・フェアテックス)打撃コーチからキックを教わって、私がもともとやっていた空手の速い蹴りと、KOパワーのあるムエタイの重い蹴り、この2つを合わせたものにしました」と、打撃面でのレベルアップも。
そして、「私の試合はミルコ・クロコップの試合の前なので、ミルコの必殺技・左ハイキックでKO勝ちしたいです」と、堂々のKO宣言をした。
また、メレンデスのジムでは、UFC女子バンタム級ファイターで中井りんにも勝利したレスリー・スミスとも練習を重ねたという。
野沢直子の娘という話題性と、美しいルックスが注目を集める真珠だが、今回の総合第2戦では、ファイターとしての進化ぶりも見せてくれるのか? そして、予告通りミルコばりの左ハイキックでKO勝利なるか。
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