【K-1】毒舌・皇治「一番調子こいとる武尊をしばく」
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』の記者会見が、2月7日(水)都内にて行われた。
今大会では「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が行われることが決定。スーパーファイト(ワンマッチ)で対戦が決まっていた卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs皇治(TEAM ONE)は「一番と言っていいほど注目度が高かったカード」(宮田充K-1プロデューサー)とのことで、そのまま1回戦で対戦することに。
卜部はインフルエンザのため会見を欠席。「このトーナメントの話をいただいた時、まず最初に(同門の)武尊のことを考えました。ただ僕は過去に弟の卜部功也と世界の頂点をかけて二度戦っています。武尊も弟同然に過ごしてきたのでこれも宿命なのかなと思いながら複雑な気持ちでいます。ただ出場する以上はこの階級の元王者として兄貴として負けられないという思いがあります。試合に向け過去最強の状態に仕上げ優勝します」とのコメントが読み上げられた。
“浪速の暴君”皇治は「ワンデートーナメントと聞いて嫌やなって思った。しんどいし。ヒロヤン(卜部のこと)が俺とやる前から倒れているし、早く治して欲しい。それと俺の望み通りにタケポン(武尊のこと)との試合が近付いてきている。ヒロヤンはタケポンの心配をしていないで自分の心配をしろ。ボコボコにしてやろうと思う」と、今回も毒舌をさく裂。
「トーナメントはしんどい、元々長く戦うのが好きじゃない」と“しんどい”を連発した皇治だが、「とりあえずヒロヤンのことだけを考えて倒す。そしてタケポンと当たるためにも決勝まで行くしかない。タケポンをしばくためには頑張って適当にやります」と、決勝で武尊と戦うとアピール。「俺はK-1のベルトとかはあんまり興味ない。K-1で一番調子こいているのはタケポンだからタケポンをしばきたいだけ。だからタケポンには決勝へ上がって来てもらわないと困る」と、ベルトよりも打倒・武尊だという。
するとついに堪忍袋の緒が切れたか、それまで無視していた武尊が「皇治選手が何か言ってるが、決勝には上がって来れないと思うのでコメントしません」と言うと、皇治は待っていましたとばかりに「しんどいから約束できへんけれど、1回戦はへなちょこだからアイツには勝つ。あとは期待しないで待っとれ」と、決勝まで行く自信があるのかないのか分からないコメント。
武尊が「もしも、万が一、決勝まで来たらもう喋れないようにアゴの骨を折ってやります」と制裁を口にすると、皇治は「ヒロヤンが前に渡したヘルメットは色が嫌なのかと思って(前の会見で皇治は卜部に「ハンディを付けてやる。ヘルメットを被れ」と挑発した)今日はカタログを持って来た。ヒロヤンに渡しておいて。タケポンも欲しかったら買ってあげるよ」とカタログを手渡す。
このパフォーマンスにはさすがに武尊も苦笑い。「話すと損しかないのでもう言わない」と絡みを拒否すると、「お前は口が下手やからな」としつこく挑発する皇治。今回は乱闘騒ぎにならなかったが、武尊も巻き込んでの皇治ワールドを展開した。
しかし最後には「大雅のおぼっちゃまくんが(事情は)よく分からんけど、ファンが楽しみにしていたことをガッカリさせたのはチャンピオンの器じゃない。試合がトーナメントになったり、なにしてんねん。でもその代わり、俺たちが盛り上げる」と、武尊vs大雅が中止になったことについて触れ、その分を自分たちが盛り上げると宣言した。
そして最後には「一番端のおっさんが怖いから、あいつには気をつけて頑張ろうと思います」と、トーナメントに出場するムエタイ戦士スアレックにもちょっかいを出す。するとスアレックは「スアはタイ語で虎という意味。虎と同じように怖いのでぜひ注意してください」と、勝ち上がれば準決勝で対戦するかもしれない皇治に凄んだ。
●編集部オススメ
・武尊は王座決定トーナメントに出場、1回戦の相手は大雅をKOしたスタウロス
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