【KNOCK OUT】筋肉パフォーマンスに不可思が笑顔、前哨戦は健太が先制
2月12日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT FIRST IMPACT』の前日計量&記者会見が、11日(日)都内にて17:00より行われた。計量は全選手が一発でパスした。
第6試合の「KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント1回戦」で対戦する、RISEスーパーライト級王者・不可思(26=クロスポイント吉祥寺/REBELS)とWBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太(30=E.S.G)は、ともにリミットちょうどの64.0kgで計量をクリアー。
プロのナルシスト=プロフェッショナルシストを名乗る健太は、計量をクリアーすると自慢の筋肉美を見せつけるマッスルパフォーマンス。これには、いつもギラギラした雰囲気を漂わせて相手を威嚇する不可思も思わず笑顔。さらに、向かい合っての撮影では健太が「ポメラニアンポーズ」を見せ、いつもは相手をにらみ付ける不可思がまたも思わず笑ってしまった。
試合後の会見では、不可思が「明日はとてもクレバーな相手ですが、いつも通りにぶっ倒しに行くのでお楽しみに」と言えば、健太は「明日はギラ男と地味男で最高の試合をしたいと思っています」とコメントした。
不可思は「計量で笑ってしまったのは初めてです」と苦笑し、「でもリラックス出来ていい感じです」とプラスに捉えたようだ。
試合については「2人が戦ってどうなるのか自分でも楽しみ。何となくイメージは沸いています。どのラウンドで倒すかは考えていないが、1Rからそういう場面があると思う。相手は勝利に徹底する選手なので、面白くない試合でも勝つことを考えていると思う。僕が健太選手を相手に勝ちに徹する戦い方をする選択肢もあると思うが、それをすると僕自身もお客さんも楽しめないし、見たくないでしょう。僕も楽しめて、お客さんも求めている楽しめる試合をしてこそプロ。そういう戦いを見せます」と、健太が地味に勝ちに徹したファイトをしても自分が面白い試合にすると言い放った。
一方、健太は「不可思選手にはギラギラして欲しかったが、そこは残念。ギラギラと癒しのどっちが勝つかという勝負に癒しが優った。前哨戦はギラギラをなくしてやった。先手はとった」と、健太は不可思を笑わせたことに満足そう。
普段は66.68kg以下のウェルター級で戦っている健太だが、今回は64.0kg。しかし「減量は順調でした。昨年11月から時間をかけて計画通りに落とせました」という。この体重で動くのは明日の試合が初めてだが「問題ないと思います。今は脱水症状でダルイですが1日あるので。ダメだったら6月(準決勝)に合わせて調整します。決勝は8月ですからね」と、不調であっても勝つと自信をのぞかせる。
また、試合前の「今回は勝ちに徹する」とのコメントに触れ、「みなさんその言葉をはき違えています。勝ちに徹する=つまらないわけじゃない。勝ちに徹するのが面白いんです。それが本物の面白さ。明日はそこを見て楽しんで欲しいですね。例えば、打ち合いになってもそれは勝ちに徹しているんですよ。それが一番勝つ確率が高いと思えば打ち合います。そこは勘違いしないで欲しい」と、つまらない試合をすると言っているわけではないと弁明した。
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