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【K-1】武尊が返上したフェザー級王座を争うトーナメント出場選手&組み合わせ決定

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2018/03/25(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

因縁渦巻くトーナメントの組み合わせが決定。日本人選手は5名。外国人選手はパネルの3名

 6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』の記者会見が、3月25日(日)都内にて行われた。

 武尊(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が返上したK-1 WORLD GPフェザー級王座を争う「第2代フェザー級王座決定トーナメント」の出場選手&トーナメント組み合わせが発表された。今回は日本人5名、外国人選手3名でトーナメントが行われる。

小澤(左)vsバレラ(右のパネル)

 1回戦第1試合は、第2代Krush -58kg王者・小澤海斗(24=K-1ジムEBISU)vsジョージ・バレラ(23=スペイン)。

 小澤は2014年にKrushでプロデビューし、2016年2月に第2代Krush -58kg王座を獲得。武尊に噛みつき乱闘騒ぎを起こす狂犬ぶりを発揮し、K-1で2度武尊と対戦したが、いずれも敗れている。昨年は西京春馬とK-1とKrushで2度対戦して2度とも敗れKrush王座を奪われたが、今年2月大会では里見柚己に左ミドル一発でKO勝利を収めて復活ののろしをあげた。戦績は12勝(7KO)5敗2分。

 初来日のバレラは回転の速い左右のフックとローキックのコンビネーションによる攻撃的なファイトスタイルを持つ試合巧者。昨年はISAK欧州フェザー級王座、WKL世界フェザー級王座の2本のベルトを手に入れた。戦績は48勝(8KO) 7敗。

村越(左)vsマムーディ(右のパネル)

 1回戦第2試合は、第5代RISEバンタム級王者・村越優汰(23=湘南格闘クラブ)vsエリアス・マムーディ(20=フランス)。

 村越は2011年にRISEでプロデビューし、2014年7月に第5代RISEバンタム級王座を獲得。必殺の三日月蹴りを始めとする蹴り技で9連勝を飾ったが、2015年5月の初防衛戦で敗れて王座を失った。2017年12月にK-1初参戦を果たして芦澤竜誠に勝利したが、2018年3月にKrush -58kgタイトルマッチで西京春馬に敗れた。戦績は23勝(10KO)6敗。

 マムーディは長い手足とロングリーチを生かした攻撃が武器で、鋭い蹴り、ヒザ蹴りや回転系の技も得意にしており、プロデビューから15連勝を記録。2016年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは準決勝へ進出した。K-1参戦は約1年7カ月ぶりとなるが、その間に海外でのトーナメント優勝やWPMF(ムエタイルール)世界王座を獲得している。戦績は26勝(13KO)3敗。

芦澤(左)vsヴィテズ(右のパネル)

 1回戦第3試合は、芦澤竜誠(22=K-1ジム総本部チームペガサス)vsシルビュー・ヴィテズ(23=ルーマニア)。

 芦澤は喧嘩上等の打ち合いを信条とする狂暴ファイターで、2011年にMA日本キックボクシング連盟でプロデビュー。いきなり9連勝(5KO)を飾った。2016年4月には第3代INNOVATIONフェザー級王座を獲得。2016年9月にK-1初参戦を果たし、KrushとKHAOSでも活躍。2017年12月のK-1では村越優汰には敗れたが、Krush3月大会では佐野天馬から勝利を収めた。戦績は19勝(12KO)7敗1分。

 ヴィテズはヨーロッパを中心にキャリアを積み、タイで開催されているオープンフィンガーグローブ着用のムエタイルールの大会『ムエタイエクストリーム』でも勝利。ゴツゴツとした力強いパンチを主体に相手を仕留めるファイトスタイルで“ヒットマン”の異名を持つ。戦績は19勝(12KO) 無敗3分。

 宮田充K-1プロデューサーは「1回戦4カードの中で最も危険な香りが漂う一騎打ちになる」とこの試合を評している。

西京(左)vs朝久(右)。1回戦で唯一の日本人対決

 1回戦第4試合は、第3代Krush -58kg王者・西京春馬(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs武林風WLF -60kg級王者・朝久裕貴(21=朝久道場)の日本人対決。

 西京は2014年に16歳でプロデビューし、多彩な蹴り技を駆使して2015年のK-1甲子園で優勝。2016年6月には裕貴の弟・朝久泰央、2017年4月にエリアス・マムーディ、同年6月には小澤海斗から勝利を収めている。蹴りに加えてパンチも磨き、同年10月には小澤との再戦にもパンチでダウンを奪って勝利、、第3代Krush -58kg王者となった。同年12月に椿原龍矢に不覚の判定負けを喫したが、今年3月には村越優汰を破って王座初防衛に成功している。戦績は12勝(4KO)2敗。

 朝久は5歳で空手を始め、2015年からKrushに参戦。無尽蔵のスタミナから繰り出すパンチ&蹴りのラッシュが武器。2015年10月には小澤海斗から勝利を収めている。2016年からは中国の格闘技イベント『武林風』に定期参戦し、空手スタイルで中国でも活躍。多彩な蹴り技で中国のファンを魅了する人気ファイターとなり、今年3月には「武林風WLF -60kg級王座決定トーナメント」で3勝(2KO)して優勝を果たした。当初は外国人選手の出場を予定していたが、武林風の推薦があって急きょ朝久が出場することになったという。戦績は18勝(4KO) 5敗。

”あいのりファイター”大滝(左)vs江川(右)

 そしてリザーブファイトは、大滝裕太(28=ネクサスジム)vs江川優生(20=POWER OF DREAM)。

 大滝は2010年からKrushに参戦し、連打を武器に活躍。2015年2月には当時の王者・武尊とKrush -58kg級タイトルマッチで対戦し、判定負け。今年、人気恋愛バラエティ番組『あいのり』にも出演し、“どら焼き職人の裕ちゃん”として話題を集める。K-1には約1年7カ月ぶりの出場。戦績は17勝(8KO)10敗2分。

宮田K-1プロデューサー(中央)が持つK-1フェザー級のベルトを8名が争う

 江川は幼少期からボクシングや空手を学び、中学入学後にキックボクシングを始めて2013年10月、高校在学中にプロデビュー。シャープなパンチと高いボクシングスキルを持つ。戦績は7勝(5KO) 2敗1分。

<決定対戦カード>

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント1回戦第1試合 3分3R延長1R
小澤海斗(24=K-1ジムEBISU/第2代Krush -58kg王者)
vs
ジョージ・バレラ(23=スペイン/Jesus Cabello Team/ISAK欧州フェザー級王者、WKL世界フェザー級王者)

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント1回戦第2試合 3分3R延長1R
村越優汰(23=湘南格闘クラブ/第5代RISEバンタム級王者)
vs
エリアス・マムーディ(20=フランス/Mahmoudi gym/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント第3位)

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント1回戦第3試合 3分3R延長1R
芦澤竜誠(22=K-1ジム総本部チームペガサス/第3代INNOVATIONフェザー級王者)
vs
シルビュー・ヴィテズ(23=ルーマニア/Vodoo Gym Madrid)

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント1回戦第4試合 3分3R延長1R
西京春馬(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第3代Krush -58kg王者)
vs
朝久裕貴(21=朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント準決勝第1試合 3分3R延長1R
小澤vsバレラの勝者
vs
村越vsマムーディの勝者

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
芦澤vsヴィテズの勝者
vs
西京vs朝久の勝者

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
準決勝第1試合の勝者
vs
準決勝第2試合の勝者

▼K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
大滝裕太(28=ネクサスジム)
vs
江川優生(20=POWER OF DREAM)

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