【K-1】卜部功也、ブラックドラゴンを「刀で斬るような蹴りで倒したい」
6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』の記者会見が、4月7日(土)都内にて行われた。
ライト級のスーパーファイト(ワンマッチ)で、第2代K-1 WORLD GPライト級王者・卜部功也(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がブラックドラゴン(30=アメリカ)と対戦する。
卜部は2009年3月に全日本キックボクシング連盟でプロデビュー。“アンタッチャブル”(触ることが出来ない)の異名を持つディフェンスの上手さを持ち、デビューから12連勝。2013年6月にISKA世界ライト級王座を獲得し、2015年1月にはK-1スーパー・フェザー級初代王座決定トーナメントを制して初代王者に。2016年9月にはK-1スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメントで優勝を果たし、2018年3月にウェイ・ルイをKOしてK-1ライト級王者となって2階級制覇を達成した。
対するブラックドラゴンは今回がK-1初参戦だが、かつては日本の士魂村上塾に所属し、2011年士道館杯争奪ストロングオープントーナメント全日本空手道選手権大会で優勝。キックボクシングの試合も日本で行っていたが、現在はタイのTiger Muay Thaiジムに拠点を置き、タイや中国で試合を行っている。戦績は21勝(8KO)9敗1分。
卜部は「チャンピオンになった初戦の試合なのでここで気を抜かずに、まだまだ自分のレベルを上げられると思うので集中して頑張りたいと思います」とあいさつ。対戦相手の印象は「とりあえずいかついですね。試合を見たら好戦的で。気持ちの弱い選手とだけはやりたくなかったので、ハートが強くて前へ出てくるようなK-1向きな選手と戦いたかった。一発当たればやられるというスリルのある試合が出来ると思います」と、望み通りの相手が来たという。
試合映像を見た感想は「プレッシャーは強いなというのがありました。常に相手がコーナーを背負っていたのと、蹴りはもちろん強い。飛び込みのパンチも重たかったので、ムエタイルールでやっていますがK-1向きの選手かなと思っています」というもの。
どんな試合にしたいかを聞かれると「最近はパンチで倒せるようになってきましたけれど、相手はムエタイでもやっているので蹴りも強いと思いますが、僕も蹴りには自信があるので、蹴りで綺麗に刀で斬るような倒し方が出来たらと思っています」と華麗な蹴りによるKOを予告。
また、王座初防衛戦については「僕自身は相手を選ばない、どのタイミングでもどの選手とでもやります。あとはお客さんが見たいカードですかね。大蔵が今度やるので、もちろん勝って欲しいですが、それとは別にもちろんリベンジしたい気持ちはずっと持っていたのでどこかで絶対にやりたいと思っています」と、4月22日の『Krush.87』で後輩の佐々木大蔵と対戦するゴンナパー・ウィラサクレック(25=タイ)と再戦したいと語った。
なおブラックドラゴンは「K-1への出場が決まり興奮している。俺はK-1でアーネスト・ホースト、レミー・ボンヤスキー、ブアカーオといった数多くの偉大な選手を見て育った。今回の試合は自分のキャリアにとっても素晴らしい経験になるだろう。今からK-1のリングに上がることが楽しみだ」とのコメントを寄せている。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト ライト級 3分3R延長1R
卜部功也(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第2代K-1 WORLD GPライト級王者)
vs
ブラックドラゴン(30=アメリカ/Blackdragon/Tiger Muay Thai)
●編集部オススメ
・卜部功也が体重オーバーの王者ウェイ・ルイをKO、二階級制覇を達成
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