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【Krush】篠原悠人、決勝戦の相手FUMIYAとは「10回やっても10回勝てる」

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2018/05/01(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

パンチのスピード、テクニックが秀でている篠原

 5月17日(木)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.88』で、FUMIYA(23=ポゴナ・クラブジム)と対戦する、K-1甲子園2015 -65kg王者・篠原悠人(19=DURGA)が、4月27日(金)都内にて公開練習を行った。

 この試合は3月10日から始まった4人参加の「Krush -65kg次期挑戦者決定トーナメント」の決勝戦として行われる。1回戦で、篠原は細越貴己に判定勝ち、FUMIYAはLEGEND-63kg初代・第2代王者の中村広輝とダウンの応酬の末にKO勝ちし、決勝まで上って来た。
 
 また、両者は昨年10月の『KHAOS』で対戦しており、篠原が右フックでFUMIYAを豪快にぶっ倒しKO勝ちしている。今回はそれ以来7カ月ぶりの再戦。

 試合まで残り約3週間となり「これから2週間は追い込んで、残りの1週間で減量です。いつも通りにいい感じで練習できています」と、順調に調整出来ていると話す篠原。
 
 試合ごとにテーマを変えて練習していると話す篠原は、FUMIYA戦に向けて”連打”を強化しているという。公開練習ではラウンドを区切らず約20分間連続で、パンチと蹴りのミット打ちを披露。前後左右のステップや様々なコンビネーションの連打を繰り出した。
 
「今回は一発というよりも連打。バランスよくパンチを打てることを意識しています。バランスがよければ自分の攻撃を出した後に、すぐまた攻撃を出せる。そのために強い体幹のトレーニングを意識してやっているので、そういう部分では進化していると思う」と手応えを感じている。

 対戦相手のFUMIYAについては「ガッツがあって打ち合いにも来てくれる選手」と評したが、「フィジカルが強いと言われているけど、自分とやった時はとくにフィジカルで来るタイプじゃなかった。パンチで打ち合いにも来てくれるけど、自分的にはその方が楽ですね」と、打ち合いを歓迎。

1度目のFUMIYA(左)戦では、パンチで圧倒した篠原(右)

 さらに、準決勝のFUMIYA vs中村の壮絶な打ち合いについても「あれは(FUMIYAが)中村選手と噛み合ったからそうなっただけ。僕は10回やっても10回勝てる自信がある。FUMIYA選手も強くなっていると思いますが、その分、僕も強くなっているから、その差は縮まらない」と断言し、「前回は3RでKOだったけど、今回はそれよりも早い時間で倒そうと思う」と前回以上に差をつけた試合にすると予告した。
 
 今回、勝てば王者・中澤純に挑む事になるが、篠原は昨年2月、その中澤にKO負けを喫しており、FUMIYAとの再戦をクリアすればリベンジ&ベルトが懸かった一戦に臨むことになる。

 この事については「人に対してリベンジしたいという気持ちはなくて、今のチャンピオンが中澤選手という感じです。なので試合をすることになれば、しっかりKOで勝って借りを返せればいいかなと思います」と語り、リべンジよりもベルトへの想いが強いという。続けて「ここでベルトを獲らないと先が見えてこない。そういう意味でKrushのベルトは獲っておかないといけないもの」と、先に進むためにもベルトが必要だと話した。

 そして、3月の『K’FESTA.1』でゲーオ・ウィラサクレックをKOした平本蓮(19)、Krushフェザー級王者・西京春馬(20)ら同世代が活躍している事については「みんな活躍していて凄いなと思う。でも僕は僕なりのやり方で活躍できればいいと思う」とコメントし、自分の道を突き進む、と意気込んだ。

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