【RIZIN】浅倉カンナ、RENAの再戦要求は「試合を積んでから言って欲しかった」
5月6日(日)マリンメッセ福岡にて開催された『RIZIN.10』において、昨年行われた女子スーパーアトム級トーナメントの王者・浅倉カンナ(20=パラエストラ千葉)はメリッサ・カラジャニス(30=カナダ)に判定3-0で勝利。しかし目指した一本・KO勝ちがならなかった内容を振り返り、試合後に行われたRENA(26=シーザージム)からの対戦アピールについても語った。
大会では昨年末に同じくトーナメントを制した堀口恭司(27=アメリカン・トップチーム)、那須川天心(19=TARGET/Cygames)とともに終盤3試合を受け持つ形となったが、「2人のチャンピオンはいい勝ち方をして、自分は判定になっちゃったのでまだまだだなって」「課題が見つかりました。思うように出来なくて悔しかった」と反省を口にした。
試合では一本こそならなかったが腕十字でカラジャニスをあと一歩まで追い込み、逆に自身は危ない場面を見せず終始試合をコントロールして完勝といっていい内容。しかし「やり辛さはそんなになかった」「ヒジがあってやりやすかった」と振り返り、そうであればこそハッキリした決着に至らなかったことを悔やみ、「今日はあんまり喜べない」と会心の笑顔とはならなかった。
試合後はリングインしたRENAから突然の再戦要求を受け、困惑した様子で「ちょっと考えさせてください」と答えを保留したが、落ち着いて話すことができる大会後の会見においては「ファイターとして試合を積んでから言って欲しかった。その場で『はい、やります』とは言えなかったです」と胸中を語り、実績を積み上げることなく呈されたRENAの再戦要求に納得しかねている様子だった。
しかし「年末勝ちはしましたけれど、勝ってRENAさんの位置まで行けてるとも思っていないし、勝ったからこそRENAさんの凄さも知れたので、リスペクトがなくなるとかはないです」と、これまでRIZIN女子をけん引してきたRENAへの変わらぬ敬意を口にした。
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