【K-1】頂点目指す山崎秀晃、中澤純には「踏み台になってもらう」
6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』で、第5代Krushスーパー・ライト級王者・中澤純(28=TEAM Aimhigh)と対戦する第4代同級王者・山崎秀晃(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のコメントが主催者を通じて届いた。
山崎はKrushライト級とスーパー・ライト級の二階級覇者で、K-1には14年11月の旗揚げ戦から参戦。16年3月のK-1 WORLD GP -65kg日本代表決定トーナメントでは現K-1スーパー・ライト級王者の野杁正明に決勝で勝利し優勝した。16年9月のゴンナパー戦で左ヒザを負傷し、昨年4月のゲーオ戦で状態が悪化。今回約1年2カ月ぶりの復活になる。
対戦相手の中澤は、山崎が怪我で返上し空位になった王座を決定トーナメントで獲得した。中澤への印象を山崎は「Krushの-65kg(現表記はスーパー・ライト級)で結果を出してチャンピオンベルトを巻いた選手ですし、しっかり自分の地位を実力で築いてきた印象もあります」と実力者だと評価。
「でもやっぱり僕は同じ階級のファイターとして全て叩き潰すつもりでいるんで。申し訳ないですけど踏み台になってもらおうと思っています。ここで負けちゃいけないというか、負ける相手じゃないですね」と、スーパー・ライト級で最強を目指すために復活の踏み台になってもらうという。
山崎は4月の記者会見で「一発ももらわないでKO勝ちする」とコメントしたが「最近は僕が挑戦者という部分もあったので、あまり大きいことは言わなかったですけど、今回は僕が先にKrushのベルトを獲って、K-1で日本チャンピオン(トーナメント優勝)になった自負もあるんで、かかってこいよという意識ですね。ただここで結果を見せないと口だけになってしまうので有言実行します」と、圧倒的なKO勝利を改めて宣言した。
山崎が試合を休んでいる間にゲーオから野杁正明にチャンピオンが変わり、平本蓮がゲーオにKO勝利したりとスーパー・ライト級にも動きがあった。現在の状況を山崎は「僕、あんまり人に興味がないんで特に”無”ですね」と、他の選手の勝敗に関心が無いという。「自分がリングに立てない悔しさはありましたけど。自分はしっかり自分の準備をして、虎視眈々と頂点を狙うだけかなっていう気持ちでした」と頂点以外は眼中に無いと語った。
復帰を待っていたファンには「怪我の間もしっかり待ってくれてたファンの皆さん、仲間の皆さん、本当に皆さんに支えられて自分は休んでいる間もK-1ファイターとして生きてこれました。みなさんへの恩返しじゃないですけど、しっかりKOという形でお返しできたら良いかなと思います。また大きく期待していただければありがたいです」と、支えに報いるためにもKOで勝利すると約束した。
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