【DEEP】長谷川、桜井に圧勝で14戦無敗に
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▲長谷川は桜井に何もさせず、V1 アームロックを極めて一本勝ち
DEEP事務局
「DEEP 71 IMPACT」
2015年2月28日（土）東京・後楽園ホール
▼第13試合 メインイベント ミドル級 5分3R
○長谷川賢（フリー/DEEPメガトン級王者）
一本 1R 4分12秒 ※V1アームロック
●桜井隆多（R-BLOOD/元DEEPミドル級王者）
第4代DEEPメガトン級（無差別級）王者・長谷川が階級を下げ、ミドル級初戦で桜井と対戦した。長谷川は現在12勝1分無敗。ミドル級転向は2階級制覇と世界で戦うことを見据えてのものだ。対する桜井は、43歳にして日本人離れしたパワーを保持し続け、強力な打撃と寝技での極めの強さを持つ元DEEPミドル級王者のベテラン。
1R、長谷川は前蹴りの連打からタックルに入り、片足タックルでテイクダウンを奪う。
ガッチリと抑え込んでパンチを見舞い、桜井が立ち上がってもすぐに足払いで再度テイクダウン。
バックを奪って背後からパンチを見舞い続け、袈裟固めの体勢になるとV1アームロック。桜井はしばらく耐えたが、長谷川は「（靭帯が切れる音が）鳴っている！」とアピール。レフェリーがここで試合をストップし、長谷川の一本勝ちとなった。桜井はしばらく動けず。
これで14戦無敗となった長谷川は、「次はアメリカでの試合になりそう」と、昨年10月に出場した『Titan FC』へ再出撃する予定。「ミドル級で何試合かやって、最終的にはウェルター級まで落としたい。海外の選手はみんなデカいですからね」と、ミドル級（83.9kg以下）からさらにウェルター級（77.1kg以下）まで落とす計画を明かした。
▲中村が豪快な投げを決めた
▼第12試合 セミファイナル ウェルター級 5分3R
○中村K太郎（K太郎道場）
一本 1R 3分47秒 ※チョークスリーパー
●片平なぎさ（CB IMPACT）
中村は2連続TKO勝ちと波に乗っていたが、大みそか大会での試合が中止となり約4カ月ぶりの試合となった。
DEEPウェルター級王座への次期挑戦者候補ナンバーワンだ。対する片平はアームロックを得意とする、北陸の新鋭。
1R、首相撲からヒザ蹴りを連発する中村を片平がテイクダウンに行くが、逆に中村が豪快な投げでテイクダウンを奪う。上からパンチを見舞い、マウントポジションを奪うと、片平が脱出しようとして不用意にバックを取らせてしまう。
中村得意のチョークスリーパーの予感に場内はドッと沸き、中村はその期待通りにチョークスリーパーを極めて一本勝ちを奪った。
マイクを持った中村は、「早く極めすぎちゃいました。悠太選手、次、タイトルマッチお願いします」とDEEPウェルター級王者・悠太への挑戦を表明した。
佐伯繁DEEP代表は「悠太と話をして早い時期にタイトルマッチを決めたい」と、タイトルマッチにGOサインを出した。
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