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【TOP KING】ブアカーオ準決勝で流血敗退、優勝はマカリスター

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2015/07/28(火)UP

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「TOPKING WORLD SERIES TK4 FINALS HONG KONG」
2015年7月28日(火・現地時間)香港・STAR HALL

▲優勝したリース・マカリスター(中央)

▼TOPKING WORLD SERIES 70kgトーナメント決勝戦
○リース・マカリスター(イギリス)
不戦勝
●ハヤル・ジャニエフ(ロシア)
※マカリスターがトーナメント優勝。

▲頭部のダメージが深く、決勝戦を棄権したジャニエフ(中央)

 昨年9月大会で開幕した16人制による70kg以下の世界トーナメント。決勝の舞台に上がったのは、準決勝でブアカーオを破る大番狂わせを起こしたジャニエフと、コンスタンディノフを破ったマカリスター。この2人で世界一の座が争われるはずだったが、ブアカーオ戦でのヒジによる頭部のダメージが深くジャニエフが棄権。マカリスターが不戦勝でトーナメントを制した。


 

▲ジャニエフ(右)のヒジでカットされたブアカーオ(左)は大流血

▼TOPKING WORLD SERIES 70kgトーナメント準決勝第2試合
○ハヤル・ジャニエフ(ロシア)
判定
●ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)

 1R、ブアカーオはサウスポーのジャニエフに右ミドルをしっかりと当て、前に出てくるブアカーオにジャニエフは左ヒジを繰り出す。すると、ブアカーオが左側頭部からまさかの流血。ドクターチェックとなる。再開後、ジャニエフはヒジを連発。

 2R、ブアカーオはヒザ蹴り、右ミドルで前に出るが、ジャニエフは徹底してヒジを打つ。しかし、ブアカーオの右ヒジがヒットし、ジャニエフの動きが鈍る。すかさずブアカーオはヒザ蹴りを連発していき、接近すると右ヒジ。徹底的にヒザをボディに突き刺すブアカーオ。

 3R、ブアカーオはパンチをディフェンスしながら右ミドルを的確にヒットさせていくが、ジャニエフに組み倒される。至近距離で右ミドルを蹴り、ヒザを突き刺すブアカーオだが、流血がひどくなり2度目のドクターチェック。

 再開後、ジャニエフのパンチをかわしながら右ミドルを当てていくブアカーオ。ジャニエフがヒジを振ったところで試合終了。判定はブアカーオを大流血に追い込んだジャニエフが制し、大金星を獲得。ブアカーオが準決勝でトーナメントから姿を消した。
・【試合動画】ブアカーオ・バンチャメークvsウェイチャオ・チェン 


 


▼TOPKING WORLD SERIES 70kgトーナメント準決勝第1試合
○リース・マカリスター(イギリス)
判定
●デミトロ・コンスタンディノフ(ウクライナ)

 コンスタンディノフは1回戦でアーメン・ペトロシアンを破ったが、準々決勝でブアカーオに敗れた。しかし、準決勝に進出したマラット・グレゴリアンが拳の負傷のため欠場し、敗者復活で準決勝進出。マカリスターと対戦した。

 1R、両者とも鋭いワンツーからローを蹴る。マカリスターは左ボディブローを巧みに当て、コンスタンディノフがパンチで出てくると蹴りを返す。

 2R、コンスタンディノフがワンツー、左ジャブから右ヒジをヒットさせる。マカリスターは左ミドル、ヒザ蹴り、相手が組んでくると右ヒジを見舞う。

 3R、マカリスターが首相撲のヒザ蹴りからコンスタンディノフを転倒させる。前に出て来るコンスタンディノフにマカリスターがヒザ蹴りを連発。そして右アッパーでダウンを奪う。パンチでラッシュをかけるマカリスター。右ストレートからヒザ蹴り、右ヒジ、そしてヒザでコンスタンディノフを追い回し、ダウンを奪ったマカリスターが決勝戦進出を決めた。

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