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【ボクシング】ロマゴンが47戦目で初黒星を喫し、シーサケットが王座返り咲き

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2017/03/19(日)UP

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「ゴロフキン&ロマゴン ダブル世界戦」
2017年3月19日(日・現地時間)アメリカ・ニューヨーク マディソン・スクエア・ガーデン

▼WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
○シーサケット・ソールンビサイ(タイ/元WBC世界スーパー・フライ級王者/挑戦者)
判定2-0 ※114-112、114-112、113-113
●ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳/王者)
※シーサケットが新王者に、ロマゴンが初防衛に失敗

 4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(以下ロマゴン)は2016年9月にWBC世界スーパー・フライ級王座を獲得。デビュー以来46戦全勝。挑戦者のシーサケットは元王者で王座返り咲きを狙う。

 1R、サウスポーのシーサケットが積極的にワンツーを飛ばし、接近戦でいきなり右ボディを見舞いロマゴンからダウンを奪う。2Rも距離を詰めるシーサケットが右ジャブから左ストレート。ロマゴンはシーサケットの連打の前にロープを背負う場面も。徐々にペースを上げるロマゴンが左ジャブから右ストレートを返し挽回。

 3Rには偶発性のバッティングでロマゴンは額をカットし流血。至近距離での打ち合いが多くなり、9R、流血がひどくなるロマゴンは伸びのある連打、回転力を速め前に出続けるが、シーサケットは左右にステップしワンツーを返していく。最終ラウンドまで手数を出し合う激しい攻防の末、僅差の判定でシーサケットが勝利し、ロマゴンは47戦目で初黒星を喫した。

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