【クンルンファイト】ブアカーオ盤石の強さで230勝目、祥梧とNOBUは敗れる
「Kunlun Fight 62」
2017年6月10日(土・現地時間)タイ・Work Pointスタジオ
▼メインイベント 第19試合 Super Fight-70kg Kickboxing
〇ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●コン・リン・フェン(中国)
タイ・バンコク郊外のWork Pointスタジオで開催された『Kunlun Fight 62』に、K-1 WORLD MAX2004・2006優勝&Kunlun Fightムエタイ世界ミドル級王者ブアカーオ(35=タイ)が参戦。32勝(12KO)11敗の戦績を持つコン・リン・フェン(24=中国)と対戦した。
1R、サウスポーのフェンは積極的にローとパンチで攻め込むが、なかなかブアカーオを捉えることが出来ない。余裕のブアカーオは右ミドルを蹴り、フェンが接近するとヒザ蹴りを突き刺す。このヒザ蹴りが何度も決まった。
2Rも同じくパンチとローで攻めるフェンだが、ブアカーオがヒザ蹴り、右ストレート、右ボディブローで圧倒。ブアカーオは飛びヒザ蹴りも見せる。前に出て攻撃を次々とヒットさせるブアカーオにタフなフェンも打ち返す。
3R、フェンはパンチで攻め、ブアカーオがミドルを蹴ってくるとローを返す。倒そうとパンチを強振するフェンだが、ブアカーオはヒザ蹴り、右ミドル、右ストレートでフェンを突き放す。ブアカーオが盤石な強さで判定勝利を収め230勝目を飾った。
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今大会にはREBELS推薦選手として、フェニックス祥梧(Muaythai Phoenixx)とNOBU BRAVELY.(BRAVELY.ジム)の日本人選手2名も参戦。
第6試合に登場したフェニックス祥梧(以下、祥吾)は、25勝(10KO)4敗のHan Zihao(中国)と3分3Rヒジありルールで対戦。1Rはお互い様子見だったが、2Rに入るとHanがパンチからの蹴りで攻め始める。祥梧はパンチで応戦するもコーナーで攻められ、ヒザでダウンを喫す。一度は立ち上がり試合続行するが、再度ヒザ蹴りでダウンし、2R1分48秒、レフェリーストップによりTKO負けとなった。
第3試合に登場したNOBUは、14勝(6KO)1敗の戦績で急成長中の中国人選手Lin Qiangbang(林強邦)と63.5kg契約3分3Rのキックボクシングルール・スーパーファイトで対戦。NOBUは2Rにカウンターのパンチでダウンを喫し、その後もLinの勢いに押され判定3-0(三者とも30-26)で敗れた。
他に、日本でもおなじみのジョムトーン、シンダム、そして昨年のKUNLUN 70kgトーナメント優勝者のスーパーボーンなど、ムエタイのレジェンド&スーパースターたちが5人参戦。全員圧勝の結果となっている。
なお今後のKunlun Fight には、6月24日・中国三亜市大会にはREBELSよりUMA、7月15日・中国重慶市大会にはNJKFより健太と、70kgトーナメントにREBELSよりT-98が参戦予定。
※写真&記事提供JPMC
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