【ムエタイスーパーファイト】超一流スーパーレックが妙技でTKO勝ち
▼第4試合 フライ級 3分5R
〇大崎一貴(OISHIGYM/WMC日本フライ級王者)
KO 2R 2分55秒 ※左ボディブロー
●グックコーン・13 リアンリゾート(タイ)
大崎は昨年6月大会で元ラジャダムナンスタジアム認定ランカーのトワッキアオ・ギャットカムポンを左ボディでKOし、関係者を驚かせた。今年3月にはWMC日本フライ級王座を獲得。その後ラジャダムナンスタジアムでの10万バーツの賭け試合を制しタイ人関係者も一目置く存在となった。
対するグックコーンもラジャダムナンスタジアムを主戦場とする選手で、常に第3、第4試合目(日本ではセミファイナルに相当)に登場する強豪選手。ビックマッチにも出場経験があり、パンチで前に出るファイタータイプでギャンブラーからも大変な人気があるという。
1R、前に出てローを蹴る大崎にグックコーンは左右ミドルで対抗。大崎は右ローと左ボディブローを見舞っていく。グックコーンも左ミドル、ヒジを出して前へ出るが、大崎のパワフルな攻撃に後退を余儀なくされる。大崎は左目上をヒジでカットされてドクターチェック。再開後も前へ出ての攻撃、グックコーンも応戦して激しい攻防に。
2Rもパンチと右ローで前へ出る大崎を、グックコーンはヒジと左ミドルで迎え撃つ。ロープ際に追い詰めた大崎が左ボディブローからの左フックコンビネーションでダウンを奪う。
グックコーンは立ち上がり、パンチと左ミドルで応戦。前へ出る大崎は強烈な左ボディブロー、前蹴り、右ヒジ。逆転のヒジを狙うグックコーンに大崎の左三日月蹴りがグサリと突き刺さり、グックコーンは後退。コーナーに詰めた大崎はパンチ連打、左ボディブローが2度決まり、グックコーンは大の字に。大崎が鮮やかなKO勝ちを飾った。
▼第3試合 70kg契約 3分5R
〇真樹親太郎(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーウェルター級王者)
KO 4R 1分18秒 ※左ボディブロー
●ジョンホード・タードークプラモークー(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級3位)
真樹は愛知出身の26歳。昨年10月には初回KO勝ちでMA日本スーパーウェルター級王座を獲得。今年3月にはISKAメキシコ・スーパーウェルター級王者を破るなど現在5連勝中。
一方のジョンホードは、タイ東北部ウボンラーチャターニー出身の34歳。元ラジャダムナンスタジアムスーパーフェザー級3位の実力を持つ。WBCムエタイ世界ミドル級ランキングにも名を連ね、ムエタイのほか国際式ボクシングの経験があり、日本でもボクシングの試合に出場したことがあるという。
1R、ジョンホードがジャンプしてのヒジを繰り出すと、真樹は右ストレートをお見舞い。圧力をかけて前に出てくる真樹に、ジョンホードは首相撲に持ち込んでのヒジを狙う。
2Rが始まってすぐに、出血しているジョンホードの鼻にドクターチェック。再開後、強い右ローで攻める真樹。首相撲からのヒザ蹴りでも負けていない。早くも疲れが見えるジョンホード。
3R、ヒジを狙うジョンホードに対し、真樹はジャブ。ジョンホードも組み付いて必死にヒジを放つ。真樹は組み付き際に右ヒジをヒットさせる。
4R、ヒジの打ち合いがあり、真樹は右ボディブローから右ヒザ蹴り。完全に疲労困憊のジョンホードに左ボディブローを叩きつけると、ジョンホードは倒れまいと組み付くが真樹はマットに投げ落とす。
ジョンホードはそのまま立つことが出来ず、10カウントを聞いた。
▼第2試合 56kg契約 3分5R
〇伊藤勇真(キング・ムエ/元WPMF日本フライ級王者)
KO 1R 1分15秒 ※左フック
●モンコンチャイ・ムエタイファイタークラブ(ムエタイファイタークラブ/元タイ北部王者)
1R、伊藤は左ローを狙い撃ちして先制。モンコンチャイは早くもバックスピンエルボーを繰り出してくる。伊藤は顔面前蹴り、飛びヒザ蹴りと一輝に仕掛け、首相撲でのヒザ蹴り合戦でも負けない。
伊藤は右ボディストレートからの左ボディブローをヒットさせると、一気にパンチでラッシュを仕掛ける。これにモンコンチャイもパンチとヒジ打ちで応戦するが、伊藤はそれを空振りさせて右ボディからの左フック。
カウンターでモロにヒットし、モンコンチャイは大の字に。伊藤が鮮やかなKO勝ちを飾った。
▼第1試合 バンタム級 2分5R
〇マエリー・ウォーワンチャイ(タイ)
判定3-0 ※三者とも49-48
●水野志保(名古屋JKF/J-GIRLSバンタム級2位)
パンチの連打と右ローで前へ出る水野だったが、2Rになるとマエリーが離れて右ストレート、右ミドル、前蹴り。水野が接近すると首相撲で動きを封じてのヒザ蹴りとペースを握る。
3Rに水野は最初からラッシュを仕掛けるが、マエリーはヒザ蹴りを合わせ、首相撲に持ち込んでもヒザ蹴り。4Rはマエリーがさらに徹底した首相撲&ヒザ蹴りで攻め、水野もヒザを蹴り返す。
5R、水野はパンチと右ローで前へ出てバックハンドブローも放ちマエリーを後退させたが、しつこい首相撲に捕まり、マエリーの判定勝ちとなった。
<第2部試合結果>
▼第6試合 48kg契約 2分3R
◯楓(LEGEND ジム)
判定3-0 ※三者とも30ー26
●TOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ)
▼第5試合 58kg契約 3分3R
◯後藤浩之(SPARTAN-GYM)
判定3-0 ※三者とも29ー28
●MASANARI(キック塾)
▼第2部メインイベント 58kg契約 3分3R
◯竹内賢一(TenCloverGym/SBスーパーフェザー級5位)
判定3-0 ※30ー29、30ー29、29ー28
●元貴(立志会館/SBフェザー級2位)
▼第2部セミファイナル スーパーライト級 3分3R
◯虔次郎(風吹ジム/DEEP☆KICK 65kg級3 位)
判定2-0 ※29ー28、29ー29、29ー28
●田邉裕哉(京都野口ジム/ムエタイオープン・ウェルター級5位)
▼第2試合 49kg契約 2分3R
◯山口遥花(仰拳塾)
判定3-0 ※29ー28、29ー28、30ー29
●エミ NFC(ナゴヤファイトクラブ)
▼第1試合 バンタム級 3分3R
◯松本龍斗(京都野口ジム)
判定3-0 ※29ー28、29ー28、30ー29
●村井啓祐(キング・ムエ)
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