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【J-NETWORK】12年ぶりに復帰した吉野が新チャンピオンに

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2017/09/24(日)UP

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執拗なまでにヒザ蹴りを繰り出していった吉野。顔面とボディへ何度も突き刺した

J-NETWORK
「J-FIGHT 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~3rd」(夜の部)
2017年9月24日(日)東京・新宿FACE

▼第7試合 J-NETWORKミドル級王座決定戦 3分5R延長1R
〇吉野健太郎(Team COMRADE/元NKBミドル級2位)
TKO 3R 2分51秒 ※ヒザ蹴り
●小原俊之(キング・ムエ/J-NETWORKミドル級10位)
※吉野が新王座に就く。

 空位のJ-NETWORKミドル級王座を吉野と小原が争った。

 吉野はなんとこれが12年ぶりの試合。最後の試合は2005年10月に行われたNKBミドル級タイトルマッチ。その試合中に腕を骨折しながらも最後まで戦い抜く精神力を見せた。手術後は回復に時間がかかり、長く格闘技から離れていたが、意を決して今回の復帰でいきなりのタイトルマッチというチャンスを迎えた。

 対する小原は7月に行われた試合で階級をウェルター級からミドル級に上げたばかり。その試合では元INNOVATIONランカーの宮前に左ミドルをヒットさせ続け、相手にクリーンヒットを許さず判定勝利。この結果によって今回のチャンスを手にし、王座決定戦に臨む。

 1R、何度も顔面へのヒザ蹴りを狙う吉野に、小原は左ミドルで応戦。終盤、小原がパンチをまとめていった。

 2Rは一気に試合が動き始める。1Rは見ていた吉野が左ストレートを始めとするパンチの手数を増やし、吉野は組んでのヒザ蹴りで対抗。ねじ伏せるような吉野の首相撲に小原は対応できず顔面にヒザをもらって鼻血を出す。

 3Rも吉野は組み付いてのヒザ蹴りをボディと顔面へ。ヒジも叩き付ける。このしつこい攻撃に小原は力尽きてしゃがみ込むようにダウン。吉野はさらに組み付いてのヒザをボディと顔面へ、そしてヒジを叩きつけて2度のダウンを奪い、KO勝ちで新王座に就いた。

 チャンピオンベルトを巻いた吉野は、「本当に夢みたいです。この年でベルトを巻かせていただいてJ-NETの皆さん、ありがとうございます。一生の宝です。キックボクシングやってよかったです。これからも頑張ります」と、戴冠を喜んだ。


宮崎(左)のヒジ打ちにカウンターの右ミドルを合わせる一仁(右)

▼第6試合 J-NETWORKフェザー級次期王者挑戦者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
〇一仁(MA日本キックボクシング連盟・真樹ジムAICHI/J-NETWORKフェザー級3位)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●宮﨑勇樹(MA日本キックボクシング連盟・相模原Sジム/J-NETWORKフェザー級1位)

 J-NETWORKフェザー級王者・八神剣太への挑戦権を懸けたトーナメント準決勝第1グループとして、同級1位・宮﨑と同級3位・一仁が対戦。

 宮﨑は昨年5月の『J-KICK』にて、キック界のレジェンド・立嶋篤史からダウンを奪い圧勝。今年2月に念願の八神とのタイトルマッチが実現するも判定負けを喫し涙を飲む結果となった。

 対する一仁は今年6月のトーナメント1回戦で、無敗のルーキーであるSHUN JANJIRAに判定勝利を収め、準決勝へと駒を進めた。

 1Rから両者パンチとヒジで積極的に打ち合う中、2Rからは一仁がパンチに左右のミドルをカウンターで蹴り始める。

 勝負の3R、宮崎はジャブ、一仁は左右ミドル。組みの状態になると宮崎はヒジを見舞い、一仁は首相撲でコントロールして宮崎を3度コカす。一仁の左右ミドルが優り、判定勝ちした。

 一仁はマイクを持つと、「宮崎選手は気持ちが強くてめっちゃ疲れました。先生から教わっているムエタイで決勝も勝って、チャンピオンの八神選手も倒してチャンピオンになります」と王座奪取を宣言した。

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