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【ラウェイ】日本勢、ミャンマー選手に勝利ならずも、初のヘビー級マッチでは豪州レスラーに勝利

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2017/09/28(木)UP

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トゥン(右)の、名テクニシャンぶりが発揮され蓮實から2度ダウンを奪った

 ILFJ
「LETHWEI inJAPAN 5 NEXURISE」
2017年9月28日(木)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 第6試合 65kg契約 3分5R判定なし
△ウィン・トゥン(ミャンマー)
ドロー ※時間切れ
△蓮實 光 (はすみ ひかる/パラエストラ栃木/日本)

死力を尽くし、互いに根性を見せたメインイベント

 すでにラウェイ3戦目の蓮實は、今大会前にミャンマー合宿も敢行。白星がないものの、すっかりこの舞台に慣れた印象がある。とはいえ、4年振りに復帰するウィン・トゥンはひと昔前の名テクニシャン。ミャンマーラウェイの英雄がその実力を見せ付けるか。
 
 トゥンは1Rからもつれ際にチョークを極めにいくなど、セミまでの試合とは異なる世界観と間合いをつくり上げてしまう。

トゥンの左ストレートが蓮實の顎を捉える

 意表を突く長距離パンチの連続で、2R中盤には左フックで蓮實から最初のダウンを奪った。3Rにも再び蓮實をパンチでキャンバスに沈めてカウント。しかしこの後、懸念されていたスタミナ不足を露呈してしまう。それでも遠い間合いで、蓮實のよさを封じきってラストゴングとなった。最後まで戦い抜けばダウンを奪おうが引き分けとなるこのルール。しかし、トゥンのテクニックに翻弄されながらも最後まで戦い抜く根性を見せた蓮實にも、観客からは温かい拍手が送られた。


アウン(右)と渡慶次(左)は序盤、良い打ち合い出会ったが、アウンの頭突きで勝負は決した

▼セミファイナル 第5試合 70kg契約 3分5R判定なし
○ヤン・ナイ・アウン(ミャンマー)
TKO 1R2分31秒 ※ドクターストップ
●渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺/日本)

頭突きでドクターチェックを受ける渡慶次

 アウンは1ヶ月前後の本格調整だったはずで、渡慶次が実力者であることもふまえて、日本人勝利に期待を持てる一戦だった。だが結果的には、アウンがラウェイ母国として、心技体のアドバンテージを感じさせ、日本、渡慶次は敗退してしまう。

 頭突き主導というラウェイ独特の持ち味であるアウンは、 調整期間が少なかったとは思えぬほど自由にリング上で動き回り、初回、渡慶次をロープ際まで追い込むと、ふてぶてしいまでの頭突きで、あっさりと右まぶたを切り裂いてしまう。直後の初チェックでドクターストップとなり、渡慶次は文字通り痛い黒星を喫した。

・次ページは晴矢vsトゥエ、元ラジャ王者のプラウィットvsタプイン

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