【J-NETWORK】まさきがピンチからの逆転で伊東伴恭を振り切る
J-NETWORK
「J-FIGHT&J-GIRLS 2018~1st」
2018年2月25日(日)東京・新宿FACE
▼第13試合 J-NETWORKライト級次期王者挑戦者決定トーナメント 一回戦 サバイバルマッチ1
〇まさきラジャラクレック(ラジャサクレックムエタイジム/J-NETWORKライト級4位)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●伊東伴恭(いとう・ばんきょう/LAILAPS東京北星ジム/J-NETWORKスーパーライト級7位)
※まさきが決勝戦へ進出。本戦の判定は30-29、29-29、29-30
J-NETWORKライト級王者・冨田健祐への挑戦権を懸けたトーナメント。その1回戦でまさきと伊東が対戦した。
まさきは2011年6月にプロデビュー、現在24戦12勝9敗の戦績を持つ。2016年5月にTKO勝利で蹴拳ライト級王座を戴冠。昨年4月の初防衛戦で翔・センチャイジムにTKO負けを喫し王座陥落となるものの、その後は3連勝中。冨田とは2016年7月に対戦し、引き分けに終わっている。
対する伊東は2014年にプロ5戦無敗のままJ-NET新人王に輝き、ランキング入り。その後は不調が続き、現王者の冨田とは昨年3月に対戦しKO負けを喫しているが、以後は4連勝中と波に乗っている。
1R、伊東がジャブ&ローでじわじわと攻めていく展開。まさきは組んでのヒザ蹴りに持ち込もうとするが、伊東に防がれる。
2R、まさきが強い左ミドルを蹴れば伊東は左ストレートを返す。まさきが右フックをヒットさせて中盤戦を制したかと思われたが、伊東の左ローのダメージが見え始めた。
3R、まさきは左ローを蹴られて劣勢になりながらも前へ出てパンチを打ち、蹴り足をすくって伊東を転倒させる。伊東はパンチと左ローで揺さぶりをかけ、判定は三者三様のドローとなり、延長戦へ突入。
手数を出して攻めていくまさきだが、伊東の左ローで棒立ちになる場面も。パンチで攻め込んでいく伊東にまさきもパンチで応戦し、まさきの左ストレートで伊東が吹っ飛ぶ。このチャンスにまさきは飛び蹴りを放ち、右の連打で一気にラッシュ。優勢を印象付けた。
判定は3-0でまさきが接戦を制した。左ローで追い詰められながらの逆転勝利となった。
まさきは「今までの中で一番タフな試合でした。今、千鳥足になっています。やれてよかったです。タイトルマッチは近いと思うので勝ってベルトを巻きます」とマイクで語った。
※この試合の速報動画(3Rと延長Rをノーカット)はこちら
▼第8試合 フライ級 3分3R ※ヒジ有り
〇遠山翔太(23=MONSTAR GYM)
KO 1R 2分26秒 ※右ヒザ蹴り
●立嶋挑己(19=たてしま・いどむ/ASSHI-PROJECT/J-NETWORKスーパーフライ級9位)
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
立嶋は、“キックのカリスマ”として90年代に多くのキックファンを熱狂の渦に巻き込んだ元全日本フェザー級王者・立嶋篤史の長男。戦績は5勝(2KO)2敗2分で連勝中。対するは昨年9月のRISEで初回KO勝利を収めている遠山。
1R、遠山は立嶋が入ろうとするところに左のカウンターを次々と当てていく。自分からは右ストレート。強引にパンチで入り込んでいく立嶋だが、接近するとヒザ蹴りをもらう。
余裕のある試合運びを見せる遠山が、ロープを背負った立嶋が右フックを放ってきたところで右ヒザ蹴り。カウンターでアゴにもらった立嶋は目を見開いたまま倒れ、遠山が壮絶KO勝ち。失神した立嶋は担架に乗せられて退場し、救急車で病院に運ばれるダメージを負った。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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