【柔術】宇野薫が柔術大会で初優勝、内柴正人は欠場
一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
「マスター・インターナショナル・アジア 2018」
2018年3月25日(日)東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
3月25日(日)東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で開催された柔術の国際大会『マスター・インターナショナル・アジア 2018』に宇野薫(42=Nexusense)が出場した。
前日同所で行われた国際大会『東京インターナショナル・オープン・チャンピオンシップ 2018』にも出場し、紫帯・アダルト・フェザー級で3位に入賞した宇野は連日の出場。この日はマスター3(41歳~45歳)カテゴリーのライト級に出場した。
初戦でアンソニー・J・キム(Mobius BJJ)と対戦した宇野は、引き込まれガードに入れられての展開となるが、ここから片足を抜いてハーフガードとなり、アームロックを狙っていく。終盤、キムの腕をしっかりとらえ一本勝ちかと思われた宇野だがタイムアップ。しかしアドバンテージ4つを上げ、決勝に進出を果たす。
決勝のワグナー・アンドラジ(Infight Japan Jiu-Jitsu)戦では立ち技勝負が続き、両者とも消極的な姿勢に対する注意が2度ずつレフェリーから与えられたが、終盤にタックルを決めた宇野が2ポイントをゲット。時間いっぱいまでこのポイントを守り切って勝利し、嬉しい柔術初優勝を決めた。
「昨日から連戦で、今まではずっとアダルトで出ていてマスター3では初挑戦だったし、昨日1回勝ってその後負けてしまって、そういうプレッシャーもありました。でも昨日の負けがあったからこそ今日は“絶対攻められてもタップしない”じゃないですけど、最後まで粘るっていうことを心掛けていましたし、2試合とも守るような形ではなく、攻めるっていうこと、いつかそのチャンスが来るのを待つ形でやっていました」と宇野はコメント。
連戦、しかも初日に敗北を喫して立て直しを余儀なくされ、それを乗り越えての初優勝だっただけに宇野は勝利後と表彰台で会心の笑顔を見せた。
「試合中“こういう風にした方がいいな”“こうなるんだな”とか、いろんな部分で発見がありましたし、本当に勉強になって、柔術はまだまだ奥が深いなというのを改めて感じました」
“強くなりたい”“上手くなりたい”という格闘技を始めた頃の初心を改めて持ったかの宇野は、「今年は特に挑戦していきたい」とさらなる大会出場に意欲を燃やしていた。次回は4月11日(水)東京・両国国技館で開催される桜庭和志(48=フリー)プロデュースの新格闘技イベント『QUINTET.1ーGrappling Team Survival Match-』(クインテット)への出場が決まっている。
また同日の大会で青帯マスター2・ライト級にエントリーしていた内柴正人(39=Alavanca Jiu-Jitsu Academy)だが会場に姿を見せず、この日は欠場となった。
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