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【K-1】日菜太が廣野に競り勝ち王座挑戦権を獲得

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2017/12/27(水)UP

積極的に攻めた日菜太(左)が廣野(右)を破り、王者チンギス・アラゾフへの挑戦権を獲得


K-1実行委員会

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~」
2017年12月27日(水)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 第7試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○日菜太(31=クロスポイント吉祥寺/初代REBELS 70kg級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、29-28
●廣野 祐(33=NPO JEFA/初代Bigbangスーパーウェルター級王者)

 2017年のK-1大会を締め括るのはスーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦。王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)への挑戦権を懸け、初代REBELS 70kg級王者・日菜太と初代Bigbangスーパーウェルター級王者・廣野が激突した。

 両者は2014年10月にREBELS 70kgタイトルマッチで対戦しており、この時は王者・日菜太が判定2-1で辛勝。共に戦いの舞台をK-1に移し、3年2カ月ぶりの再戦となった。

 1R、ジャブの突き合いから日菜太が左ローで先制。がっちりガードを固めながら前進してくる廣野に対し、日菜太は距離を保ちながら左ミドルや左ローをヒットさせる。さらに廣野の右ジャブに日菜太が左フックを合わせる場面も。

 2R、日菜太が細かい右ジャブ連打から得意の左ミドルを叩き込む。廣野はかまわず間合いを潰してくるが、日菜太は押し返してスペースができると左フックをねじ込む。だが、試合が進むにつれて日菜太は廣野の密着ファイトに捕まり、打たせてもらえない状況が続く。

 3R、なかなか勝負をさせてもらえない日菜太だが、廣野が距離を取り直したところですかさず左ミドル。接近してからの攻めが単発に終わっていた廣野も、左ストレートを連続でヒットさせる。なおも前進していく廣野だが、日菜太のヒザ蹴りを被弾。日菜太は右フックから左アッパー、ヒザ蹴りのコンビネーションで畳み掛ける場面も作った。

 廣野の密着ファイトに手を焼いた日菜太であったが、突き放しては当てる攻めで判定勝ちを収め、王座挑戦権を獲得した。試合後、マイクを握った日菜太は「今日はあんまり胸を張れる試合になりませんでした。来年3月はK-1チャンピオンの日菜太って言えるように死ぬほど頑張るので、僕の最後の挑戦を観に来て下さい」と訴えた。

●編集部オススメ

・日菜太が返り討ちに自信「戦ってきた相手も経験値も自分が上」

・日菜太vs廣野が接戦、辛くも日菜太勝利=2014年10月

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