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前 田日明がプロデュースする不良のための異色アマチュア総合格闘技大会、『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)第4戦』が昨年12月20日(土)東京・ディファ有明で開催された。1,794人の超満員札止めという大盛況ぶり の中、激闘が次々と展開。そこで今回は、筋金入りの“ワル”にインタビューを慣行! 今回は武勇伝を中心に喧嘩屋の素顔に迫る。

■“ハマの夜王ドンペリストライカー”アユム

――アウトサイダーの出場動機を教えて下さい。

「『一番になりたいから』と応募したときに書いたんだけど、まさにその通り。今日試合内容がしょっぱかったのでキツイな~という感じはあるけどね。勝てばいいかな、目立てばいいかなという感じ」

―― 一番というのは喧嘩で一番になりたいということですか?

「目立つのが一番。強ければ目立つんで、それが一番かなと。(インタビュー最中の周りの視線を浴びて)ほら、みんな見てるし(笑)。最高! 気持ちいい!」

――喧嘩は結構やってたんですか?

「喧嘩は好きだね。でももうガキじゃないからあんまりしてないけど、昔はよくしてた」

――ちなみに喧嘩はどのくらいのペースでやってたんですか?

「その質問凄いな~(笑)。喧嘩を売られたら買うというか、中高と校門で何人か待ち伏せしていたので、それを撃退するといった感じ。中学校が一番凄かったかな」

――喧嘩で負けたことはありますか?

「あるけどバットを使われたとき。それで大出血して気を失ったことはあるけど、それ以外は今見てもらったとおり、オレは打たれ強いんでね」

――試合では押される場面もありました。

「最初はそうだね~。マジきいちゃった。ビックリしちゃったんだけど。でもオレは強いからその辺は大丈夫かなと」

――今まで一番凄かった武勇伝はありますか?

「3人ぐらいを一気に倒したことがあるけどね。後半は逃げた。一人、二人と倒していって三人目ぐらいで疲れたから逃げるみたいな(笑)」

――試合を終えての感想をお願いします。

「最高! でもまだまだやり切れてないかなと。本当に下条(壮登)くん強かったんで。ただ彼はオレ以外の相手とぶつかっていたらいい試合してたと思うし、パワーもわりとあったね」

――やり切れてないというのはどの部分ですか?

「かっこいい勝ち方したいから。何か今日は地味だったかなと。ヒザ(蹴り)と上からのパンチだったでしょ。でも勝ったからまあいいかな」

――理想の形とはどういうものですか?

「パーン! ゴーン! 秒殺」

――……。今後の目標をお願いします。

「アウトサイダーに出続けて一番になりたい。でも今日のオレをオレと思ってもらいたくない。これからかな」 ・・・

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