7月23日(土)東京・後楽園ホールで行われ る『RISE 80』にて、“アンディ・サワーからの刺客”WFCA世界ムエタイ2階級王者&WFCAムエタイオランダ王者ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(シュートボ クシングオランダ/チームサワー)と対戦する神村。8月には高橋藍戦も決定し、今最も波に乗っている地上最強の女子高生に近況を聞いてみた。(2011年 7月20日UP)
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■初の総合格闘技系ファイターとの対戦について
ーー試合まであとわずかですが、コンディションの方はいかがですか?
「絶好調です。ちょっと熱中症で頭が痛いくらいで(笑)」
ーーそれで、どこが絶好調なんですか!
「でも、夏は毎年絶好調なんです。タイトルを獲ったのもWMC以外は全部夏なんですよ。一番厳しい試合を経験したのも夏だし、一番試合や練習を楽しめたのも夏なので、夏はかなり好きです」
ーー6月4日に“世界女王”シルビア・ラノッテをTKOに破ってから、さらに練習内容が厳しいものになっていったとか?
「はい。でも、シルビア戦が凄く自信になりました。今回の相手ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(写真右)はもちろん強いし、ウェイトも上の人なんですけれど、そんなに怖いとか危ないとかは思っていないです」
ーー相手の試合映像は見ましたか?
「総合格闘技の試合をやっているやつだけ見ました。パンチで相手の鼻を折っていましたね。スタイルはいわ ゆるオランダスタイル(パンチ&ローで対角線のコンビネーションを使う)で、総合の試合だったのでミドルキックはあまり蹴っていませんでした。パンチでは 絶対に負けない自信があります。組み技ではないので、自分のキックボクシングがしっかり出来れば間違いなく勝てると思います」
ーー総合系の選手とやるのは初めてなのでは?
「デビュー2戦目で関友紀子選手と対戦していますが、実質初めてと言ってもいいでしょうね」
ーーK-1などに総合系の選手が出てくると、キックボクサーが苦戦することがよくありますよね。
「トリッキーな動きがあるから苦戦するのかなと思うんですけれど、女子の選手って男子と比べるとトリッ キーな選手が多いじゃないですか。基本に捉われない動きをする選手が多いと言うか。それもありますし、前回のシルビア選手のフットワークであったり、今ま でやってきたタイ人の選手であったり、パンチの強い選手など、いろんなタイプの選手とやっているのでそれが自信につながっています。相手にどんな動きをさ れても、自分自身の軸を曲げなければ問題はないです」
ーー男子の選手に総合の選手と対戦した時の感想を聞くと、まずリズムが違うのでやりにくい、と。それと距離が遠い、急に飛び込んでくるなどの声が多く、やりにくいと聞きます。
「それも追いかけ方次第かなと思います。そのやりにくい距離にいるってことは、もう相手の距離にいるって ことじゃないですか。どんどん自分の距離に詰めていくのが私の戦い方ですし、フットワークを使ってくる選手なら追いかければいいだけです。攻撃が届かない なら届くまで当てていけば、自然と自分の距離やリズムに出来ると思います」
ーー映像を見た感じではどうなんですか?
「パンチはコンパクトで上手い印象がありました。でも、蹴りは全然。ローを1~2回蹴ったくらいなので印 象はありません。足腰はしっかりしていますし、総合やシュートボクシング(以下SB)の選手は身体が強いので、そこは油断しないようにします。首相撲は RISEルールなのでありませんが、組みの攻防もルール内でしっかりやっていきます」
ーー総合をやっているなら組みは強いでしょうね。
「そうでしょうね。それも含めてシルビア選手との試合はいい経験になりました。組み際の攻防であったり、 組む直前のヒザ蹴りであったり、シルビア選手は細かい技術が上手かったので、こういうところでも油断してはいけないんだと勉強になりました。今回はそこも しっかりカバー出来ると思っています」
ーー相手はアンディ・サワーのチームの選手ですが、そこは気になりますか?
「今回は私と同門のファビアーノ・サイクロン選手も、サワー選手と一緒に練習している選手が相手ということで、RISEvsSBの図式で燃えています。8月のGirls S-cupでの試合も決まりましたしね(vs高橋藍戦)」
ーーTARGETvsチームサワーの戦いでもありますよ。
「じゃあ、頑張ります(笑)」
ーーyoutubeのRISE ON TVでは、2RのKO予告をしていました。それはなぜですか?
「3分3R延長1Rなら ・・・
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