9月27日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』に出場が決まった堀口。4月25日、UFC世界フライ級王座に挑み、最終R残り1秒で一本負けするも大健闘した。そこでつかんだもの、そしてこれからの強化ポイントとバックボーンの空手に対する想いを聞いた。(取材日:7月2日)
PROFILE 堀口恭司 Kyoji Horiguchi |
■第1章 打撃に関してはUFCレベルでも通用する自信がある
ーー昨年に続いて日本大会への出場が決まりましたね。
「しっかりと勝ちに行くだけです」
ーー日本大会だから、こういう戦いをしたいというのはありますか?
「KOを狙いに行く、しっかり試合を決めに行くところを見せたいです。それと、日本人もこれだけ強いんだよ、というのを見せたいですね」
ーーUFCで日本人選手が次々に負けていくのを見て、“こんなもんじゃない”との想いがあるのですか?
「そうです。“見てろよ”という気持ちは常に持っています」
ーー記者会見では「いつも通りの空手をやる」と言われていましたが、どういう意図で言われたのですか?
「やっぱり自分の持ち味は空手の打撃なので、そこをしっかり見せたいっていうことです。寝技も少し練習しているので、その成果を出したい気持ちもありますけれどね」
「ディフェンスは出来るんですが、寝技での攻めが全く出来ていないので。寝技でも攻められるようになれば、相手も寝技になった時に焦ることが出てくるじゃないですか。そういう意味で寝技でも攻めて行きたいって思いました。
寝技で攻められるってことは、自分が休むタイミングも作れると思うんですよ。特に前回はタイトルマッチだったので5Rだったじゃないですか。打撃をやっていて“疲れた”と思った時に、テイクダウンをとって上になって休むことが出来たらもっと有利に試合を運べたはずです。そういう戦略的な面で、寝技でも攻めることが出来たら有利だな、と感じたんです」
ーー寝技はどちらで練習しているんですか?
「前の試合で胸骨にヒビが入ってしまったので最近は行けてないんですが、Team OTOKOGI(植松直哉をコーチに、宇野薫や上田将勝など強豪選手が集まる練習会)です。それとレスリングはKRAZY BEEだけでなく、日体大レスリング部にも出稽古に行かせてもらおうと考えています。ちょこちょことは前から行っていたんですが、毎週行けるようにしたいと思います」
ーー寝技で極めて勝ったこともありますよね。
「1回だけです(笑)。もっともっと極めて勝つことが出来るように頑張ります」
ーー打撃に関してはUFCレベルでも通用する自信はありますか?
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