【Krush】－67kg級初代王者の久保優太「目標は－70kg」
▲トーナメントを制して－67kg級初代王座に就いた久保
1月14日（月・祝）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『Krush Grand Prix 2013』で、トーナメントを制してKrush－67kg級初代王者に輝いた久保優太（Fighting Kairos）の記者会見が、18日（金）都内にて行われた。
チャンピオンベルトを肩に掛けて登場した久保は、「Krushのベルトが凄く欲しいと思っていたので、チャンピオンになれて嬉しいし、良かった」と今の心境を語る。トーナメント準決勝の松倉信太郎戦で、左ミドルキックを蹴った際に相手のヒジに当たってしまい、翌日病院へ行ったところ骨挫傷と診断されたという。足は現在も引きずって歩いている状態だ。
「一番厳しかったのは決勝戦ですが、－70kgから階級を落としてきた松倉選手と準決勝で戦って課題が分かりました。パワーの差は感じなかったけれど今までの－63kgだったら崩して倒しきれたところで、倒しきれなかった。予想に反したことが多かったので勉強になりました」と、－63kgから上げてきた自分と－70kgから下げてきた松倉との違いを感じたという。
防衛戦は9カ月以内に義務付けられ、Krushサイドは10月大会を予定。足の負傷の回復次第だが、久保は2月大会にでも次の試合をしたいという意向だ。「この－67kgで世界の強い選手と戦っていきたい」と言う久保だが、「－67kgに安住するつもりはない。目標はあくまでも－70kgで世界と勝負したい」と、最終的には“人類最激戦区”と呼ばれる－70kgまで階級を上げることを改めて明言。
「次の試合はチャンピオンになったので注目されると思う。チャンピオンとして変な試合は出来ない」と、久保はチャンピオンとしての意気込みを語った。
1・14「Krush Grand Prix 2013」の写真・全試合結果・試合レポートはこちら
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