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【グローリー】5・3ピーター・アーツがDykiに戦法を伝授

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2013/04/30(火)UP

▲Dyki(右)にアーツ(左)が長身選手と戦うための方法を伝授した

 4月30日(火)東京・高田道場で、ピーター・アーツが特別コーチとして子供たちにキックボクシングの指導を行った。ここにRISEバンタム級王者のDykiもサポートとして参加。キッズ・キックボクシングクラスが終わった後には、アーツがDykiに戦法をアドバイスした。

 両者は5月3日(金・祝)東京・有明コロシアムで開催される『GLORY8 TOKYO -65kg Slam』に参戦。アーツは2012年グローリー・ヘビー級トーナメントベスト4のジャマル・ベン・サディック(ベルギー)と、Dykiは韓国の新鋭ジャン・ヨンホ(韓国)と対戦する。

 Dykiは身長167cm、ヨンホは175~176cmと身長差があり、Dykiはアーツに長身選手と戦うための方法を質問。

 アーツは212cmのセミー・シュルトと戦った時の経験を元に、「まずローキックを使って相手が下半身を気にし始めたらパンチで上を狙う、今度は上を気にし始めたらまたローを蹴る。上下に揺さぶるんだ」とアドバイス。

 その他にもプレッシャーのかけ方や、ジャブにローを合わせる方法などを伝授した。

 K-1ファイターになることが子供の頃からの夢だったというDykiは、「道場に入る前にアーツさんと会って“はっ!”としました。そのアーツさんに教えてもらったので、それを今度の試合で活かしたいですね。ちょうど僕がやりやすい方法のアドバイスをもらえました」と、満足そうな笑顔。

 試合については「一番盛り上げたい。圧倒的な勝ち方でKOしたい」と言い、「初めて大きい会場でやるので楽しみです。僕の夢である横浜アリーナで試合をすることに一歩近付きました」と語った。

 また、アーツは昨年の大みそかに日本で行った試合で左手首を骨折し、1月と2月に2度の手術をしたと打ち明けた。現在は回復しているという。

 今回の試合については「相手はヘビー&ストロングだが、問題はない。頭を蹴ってやるよ。日本のファンにKOを見せたいね」とハイキックによるKO勝ちを狙うと宣言。

 さらに、「グローリーで僕と戦ったら一番面白いのはミルコだろう。彼にそのガッツがあるかは分からないけれど、チャンスがあれば戦いたいね」と、今年3月に母国クロアチアで『K-1 WORLD GP』初優勝を果たしたミルコ・クロコップとの対戦を希望した。

5・3「GLORY8 TOKYO -65kg Slam」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら

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