【K-1】ゲーオ欠場、野杁戦は中止に
4月19日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~-55kg初代王座決定トーナメント~』に関する記者会見が、6日(月)都内にて行われた。
第2代Krush -67kg級王者・野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場)との対戦が決まっていたK-1 WORLD GP-65kg王者ゲーオ・フェアテックス(タイ)が欠場することに。
ゲーオは3月22日に行われた『WPMF JAPAN×REBELS』にてWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(ESG)と対戦し、勝利を収めたものの最終ラウンドにヒジで額をカットされ、8針を縫う怪我を負った。
翌日に行われたK-1の記者会見では「問題ない。試合はやれます」と言っていたゲーオだが、タイに帰国後、練習を再開したところタイの気候もあって傷口が化膿するなど悪化し、ドクターストップがかかったという。現在も練習は出来ない状態にある。
3月31日にゲーオの所属するフェアテックスジムからK-1に連絡が入り、事実確認などを行って本日の正式発表となった。
会見に出席した前田憲作K-1プロデューサーは、「とても残念な結果になりました。ゲーオ自身もこの試合をとてもやりたがっていましたが、ドクターストップがかかった以上は無理をさせることは出来ません」と話し、「野杁選手の相手には欧米人選手を招聘することにしました」と代わりの対戦相手を近日中に発表するとした。
野杁は「こういった形になってしまって残念に思います。ただ、僕の中でもこの結果は想像していたこと。万全な状態ではないゲーオ選手に勝っても誰も認めてくれないので、逆に良かったとプラスに考えています。怪我を治してもらって万全な状態の時に僕と当てて欲しい」と、すでに気持ちを切り替えているという。
また、対戦が延期になったことで次に対戦が決まった時はタイトルマッチにして欲しいかとの質問には、「タイトルを懸けてくれるなら懸けてもらいたいけれど、それはK-1の運営が決めることです」と答えた。
なお、K-1サイドでは今後こういった事態を防ぐために「最低でも40~45日間の試合間隔を開けるようにして、これまで以上に注意してやっていきたい」としている。
【試合動画】ゲーオが健太のヒジでまさかの流血
【試合動画】2014年最高峰の名勝負、大和哲也vs野杁正明
【関連記事】負傷ゲーオ、野杁戦は問題なし
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】