2015/04/25（土）UP
（最終更新：2015/04/25 23:40）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲計量をクリアーしたメイン、セミの選手ら

　4月26日（日）東京・新宿FACEで開催される『Dream Force-7』の前日計量＆会見が、25日（土）都内にて行われた。

　メインイベント、WBCムエタイ日本ランキング査定試合で対戦するINNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人（山口道場）は63.25kg、WBCムエタイ日本＆NJKFスーパーライト級王者テヨン（キングジム）は63.35kgで一発クリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

　今回、WBCムエタイ日本王者テヨンに勝てば、WBCランキング入りだけでなく王座挑戦にも大きくアピールすることになる山口は「テヨン選手は以前からやりたかった相手でした。WBCも狙っていたので嬉しい。タイトル戦ができるならテヨン選手と2回やりたい」とモチベーションは高い。

　対するテヨンは「山口選手は同じ階級で、レベルスの試合を見たら強くていい試合をしていたので近々やると思っていました。凄く嬉しい。勝ってWBCインターナショナルのタイトルを狙っていきたい」とコメント。山口は16勝10KO、テヨンは14勝12KOと、両者ともに高いKO率を誇っており、KO決着必至のハードパンチャー対決を制すのはどちらか。

　また、セミファイナルのINNOVATIONスーパーバンタム級タイトルマッチで初防衛に臨む王者・宮元啓介（橋本道場）は「相手の名前を聞いて、正直誰？という感じ。僕のスピードには付いてこれないと思います」と全く問題ない様子。対する挑戦者・中務幸信（多田ジム）は「勝つために練習してきたのでベルトを獲ります」と王座奪取を誓った。

　ダブルセミファイナル、WBCムエタイ日本フライ級次期挑戦者決定戦で対戦するINNOVATIONフライ級王者・勇児（HOSOKAWAジム）とNJKFフライ級王者・ニモ（キングジム）は互いにヒジ打ちに自信満々。ニモが「（勇児は）小さくて速い選手だけど、タイ人トレーナーからヒジを振れば当たると言われている」と言えば、勇児は「前回のローズ達也戦でヒジの切り合いをして味をしめました。どこまで自分のヒジがうまくなっているのか楽しみ」とした。

　そして、伊東拓馬が引退、返上したINNOVATIONバンタム級王座を懸けた一戦では、「勝っても負けても明日の試合が最後」という引退を表明したEIJI（マイウェイジム）に対し、知花デビッド（ワイルドシーサー群馬）は「モチベーションが落ちた人にはガッカリ。そういう人とやって負けるわけがない」と王座奪取を堅く誓った。