【JFKO】フルコン初の公益社団法人に認定

▲認定書を手にする緑健児JFKO理事長

　全日本フルコンタクト空手道連盟（JFKO）は7月1日付けをもって、公益社団法人となったことを発表した。同連盟はフルコンタクト空手のオリンピック種目化を目指して設立された組織。

　一般社団法人全日本フルコンタクト空手道連盟は6月25日、内閣府公益認定委員会より内閣総理大臣に答申（問いに対して意見を申し述べること）がなされ、7月1日に正式に同委員会より認定証が授与された。

　一般社団法人は会社を設立するように比較的簡単に開設できるが、公益社団法人は審査をクリアするためには多くの基準がある。一部を紹介するとこういうものがある。

1,公益目的事業を行うことを主たる目的とすること
2.公益目的事業を行うのに必要な経理的基礎及び技術能力者を有すること
3.社員や役員その他の法人関係者等に対する特別利益の供与をしないこと
4.株式会社その他の営利事業者に対する特別利益の供与をしないこと
5.投機的取引や高利融資等、公益法人の社会的信用を損なう事業を行わないこと

　これは主なものとしてであるがこのほかに多くの審査基準があり、認定されるのは非常に難しい。空手界では公益財団法人全日本空手道連盟と公益社団法人日本空手協会に続く公益認定であり、特にフルコンタクト空手界では初の公益認定となった。

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