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【レベルス】昭和のキックボクサー、2冠王へ

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2015/07/09(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲昭和の香りを漂わせるキックボクサー鈴木

 7月12日(日)東京・ディファ有明で開催される『REBELS.37』のセミファイナルで、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者ハチマキ(PHOENIX)に挑戦するJ-NETWORKスーパーライト王者・鈴木真治(格闘技道場ゴールデングローブ)のコメントが主催者を通じて届いた。

 今年1月、デビューから10年目にして初のタイトルとなるJ-NETWORKスーパーライト王座を獲得した鈴木。「(タイトルマッチで)負けていたら、たぶん選手として終わっていたでしょう。地元の仙台に戻っていたか、東京で就職していたような気がします」と、タイトルマッチを振り返る。

 試合には仙台から父が応援に駆けつけ、タイトルを獲得した夜は鈴木の自宅に泊まった。鈴木は親孝行として父の枕元にチャンピオンベルトを置いておいたが、「(夜中に寝返りを打って)ベルトに足を向けて寝ていた。勘弁してくれと言いたくなりましたよ」と苦笑する。

 対戦する王者ハチマキの印象は、「結構タフでスタミナもあって淡々と同じペースで試合を進めてくるのでやりづらい。正直大変な試合になると予想します」と苦戦を覚悟。

「(ジムの)名前や体制は変わったとはいえ、僕は藤原ジムの出身で、先輩たちから技術はもちろん気持ちの部分も受け継いだと思っています。藤原ジムには泥臭いイメージがあったと思いますが、そういう昭和のキックボクシング的な匂いは嫌いではない。自分でいうのもおこがましいですが、今回の試合も昭和のキックボクシングの片鱗を見せられたらいいなと思いますね」と、鈴木は“昭和のキックボクシング”で勝負すると語った。

【試合動画】鈴木が延長戦の末にTKO勝ちしたJ-NETタイトルマッチ

 

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