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【パンクラス】ISAOが194cmの長身相手対策

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2015/07/27(月)UP

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▲194cmと長身のチョープをイメージするために、スパーリングパートナーのLUIZ(左)を椅子の上に立たせたISAO(右)

 8月9日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 269』に出場する、元ライト級キング・オブ・パンクラシストISAO(坂口道場一族)の公開練習が24日(金)所属ジムにて行われた。

 今回ISAOが対戦するのは、フェザー級(-65.8kg)では珍しい194cmの長身を誇るウィル“ ザ キル”チョープ(アメリカ)。2013年10月アメリカのMMA団体『PXC』で元パンクラス王者タクミにTKO勝ちし、UFCにも参戦。2月のパンクラス初参戦では、フェザー級9位・稲葉聡をチョークスリーパーで下し、パンクラスランキング入りを果たした。

 ISAOは公開練習で、スパーリングパートナーのLUIZ(禅道会)を椅子の上に立たせ、長身選手と戦うイメージトレーニングを披露。スパーリングもなるべく背の高い選手を相手にやっているという(ISAOは身長173cm)。

 チョープについては、「つかまれると厄介なので、つかまれないように。つかまれてもいなすようにします。ガッチリつかまれたらこっちも疲れるし、いいように打撃やテイクダウンをされてしまうので、動いてつかまらないように注意します」と評し、「ロングリーチでパンチ、蹴りを伸ばしてきて、距離が近くなると首相撲からヒジ、ヒザ、ボディパンチで来ると思う。それをどうするかを練習しました」と対策はかなり出来ているようだ。

 さらに、7月27日の週からは名古屋のALIVE、大阪のパラエストラ大阪へ出稽古に行く。特にパラエストラ大阪にはチョープと対戦したことがある第3代フェザー級キング・オブ・パンクラシストのタクミがおり、「実際にやった選手にどういう感じか聞くのが一番参考になる」と、アドバイスを求めるという。

「KOか一本を取りたい。一番はスカッとKOがいいかなと思います」と、KO勝ちを狙うISAO。「最近のパンクラスは他団体の選手が出たり、世界標準にふさわしく外国人が猛威を奮ったりしている。でも、パンクラスに最初から出ている自分としてはそうはさせないと思って戦っています」と、パンクラス生え抜きの選手として外敵の思い通りにはさせない、と言い放った。

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