【ZST】元王者・藤原に挑む齊藤「いろいろなギロチン技を用意している」

2015/10/02（金）UP
（最終更新：2015/10/02 15:15）

　11月22日（日）東京・ディファ有明にて開催される『ZST.49～旗揚げ13周年記念大会～』の記者会見が、1日（木）都内にて行われた。

　新たに発表された対戦カードは、元ZSTバンタム級王者・藤原敬典（スピニングガレージ）vs齊藤曜（和術慧舟會トイカツ道場）、倉岡幸平（蒼天塾）vs渡部修斗（ストライプル新百合ヶ丘）のバンタム級2試合。

　藤原は約6年間にわたって保持していたZSTバンタム級王座を5月の『ZST.46』で柏崎剛に奪われ、今回が復帰戦となる。「負けたら引退かなというのが以前から頭にあって、タイトルマッチで負けて一度は考えました」と、引退を考えていたという藤原。

　しかし、「上原さん（ZST代表）にオファーをもらって、まだ必要としてくれていると感じ、いつまでも腐っていてもしょうがないので出ようと決意しました。ベルトを失ったので気楽に好きなように暴れたいと思います」と心機一転、一選手として出直しを図る。

　対する齊藤は「2月にパンクラスでKO負けし、負けを踏まえてスタイルを見直しました。今回は新しいスタイルを見せる」と、ニュースタイルで藤原に挑むという。齊藤といえばギロチンチョーク（フロントチョーク）が代名詞だが、「今回はパンチギロチン、キックギロチン、組みギロチンといろいろ用意しています」と、得体の知れない首刈り技があるようだ。

　倉岡は2014年11月の『ZST.43』で藤原に敗れて以来、約1年ぶりの試合となる。「渡部選手という若い選手が相手で、ZSTは若い選手を売り出したいみたいだし、ZSTとしてはその方が盛り上がるのかもしれませんが、そうはいかない。自分もまたタイトルマッチに絡めるように、ひとつずつ勝ち上がっていきたい」と、若手が大活躍する現在のZSTに波乱を巻き起こしたいという。

　対する渡部は「僕、若手と言われていますが26歳なのであまり若くはないです。この年齢なので早くタイトルマッチをやりたい。倉岡選手はバンタムとフェザー級のタイトルマッチをやっているので、今回の試合をタイトルマッチにつなげられたらと思います」と、タイトルマッチへの踏み台にすると語った。