【パンクラス】メイウェザーのチームメイトはKO仕掛け人のアニメオタク
10月4日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 270』に出場するドミニク“fallen angel”ロビンソン(アメリカ)が初来日、2日(金)都内にて記者会見を行った。ロビンソンは石川英司(GRABAKA)と対戦する。
ロビンソンは、パンクラスの外国人エースとして活躍し、UFCでもチャンピオンになったバス・ルッテン(オランダ)とフランク・シャムロック(アメリカ)の遺伝子。シャムロックに初めて格闘技を教わり、今の師匠はルッテン。戦績は9勝4敗2分(本人は19勝15KO4敗と説明)で、勝利はパンチやヒジ打ちによるKO・TKOが多い。今年1月には元UFCファイターのジョー・スティーブンソンに勝利し、2008年11月には第3代パンクラス・フェザー級王者のタクミからも勝利を奪っている。
日本の文化が大好きで、特にマンガとアニメが大好きだというロビンソン。週刊少年ジャンプを愛読し、「特に好きなのはナルト、ワンピース、ドラゴンボールZ、デスノート……あげたらキリがないよ(笑)。家には1000冊以上の日本のマンガがある。いずれ脚本を書いてオリジナルアニメを製作するのが夢なんだ」と、オタクっぷりを発揮。
日本に興味を持つ中で格闘技の映像も見るようになり、「最初に見たのがフランク・シャムロックvsバス・ルッテンの試合だった。こんな凄いものがあるのかと興奮し、それからパンクラス、DEEP、ZST、修斗、PRIDEと日本の格闘技はほとんど見た。その中でも2人の師匠が王者だったパンクラスが好きなんだ」と、格闘技オタクでもある。
「日本に来られて興奮している。2人の師匠に続く存在としてパンクラスで活躍したい。パンクラスのベルトがあまりにもカッコいいので自分もそのベルトが欲しいんだ。それと、キング・オブ・パンクラスって名前が好き。俺もキングになりたい」と、パンクラス参戦を待ち望んでいたという。
元々はボクシングをやっており、8戦8勝8KO。キックボクシングでは23勝(22KO)1敗と驚異的な戦績で2つのタイトルも手にした。さらに現在は、先日引退したWBA世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー・ジュニアと同じジムでボクシングを練習している。
「彼とはよく一緒に練習していたよ。彼のキャンプ(合宿)にもよく参加していたし、アンドレ・ベルト戦(メイウェザーの引退試合)の前のキャンプにも一緒に行った」と驚きのエピソードも明かした。
しかし、ファイトスタイルはメイウェザーとは全く違う。「フランクから習ったキャッチレスリング(関節・絞め技のあるレスリング)も出来るが、寝技は好きじゃないから打撃でKOして勝つ。バス・ルッテンから学んだオランダスタイルのキックボクシングを見せたい」とKO宣言。
「俺はパンクラスでキングになるためにここへ来た。スッキリと勝つよ」と、ロビンソンは自信満々に語った。
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