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【NJKF】Wインター戦に臨む宮越兄弟の現在

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2015/11/12(木)UP

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ローを蹴る兄の宗一郎(左)

 11月15日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2015 9th』にて、兄弟そろってWBCムエタイ・インターナショナル王座決定戦に臨むWBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者・宮越宗一郎(拳粋会)とWBCムエタイ日本統一ライト級王者・宮越慶二郎(拳粋会)のコメントが主催者を通じて届いた。

 兄・宗一郎は、7月に中国で喫した敗戦以来、高めのガードに取り組んでいるという。

「今の位置に上げておけば打つ瞬間に下がっても程よい高さになる。それに軌道が見えないというか、相手にとって見えにくいんです。ガードが低い方がパンチは打ちやすいんですが、相手に見えやすい。パンチのスピードが上がっても、相手にとってよけやすかったら何の意味もない。だから見えにくくして、高いところからのパンチをどれだけ速く打てるかをずっと練習して、だいぶ慣れてきました」と、新スタイルに手応えを感じているようだ。

 対戦相手のWBCムエタイ世界スーパーウェルター級16位アディール・コージャ(フランス)の印象は、「75kgでもやってる選手らしいので(今回は69.85kg)、ガタイもいいし身長も180㎝あってデカいって印象です」と評し、「でもファイトスタイル的にはそれほどガツガツ前に来る感じではなく、割と綺麗な戦い方なので、やりやすいのかなとは思います。けど、ガードが堅そうなのでパンチで崩すのはちょっと難しいかなと思っていて、ヒジとローを蹴っていこうと思います」と語る。

ヒジ打ちに磨きをかける弟・慶二郎

 一方、弟の慶二郎は対戦相手のWBCムエタイ世界ライト級16位パウ・イリアナ・ガスケス(スペイン)について、「ムエタイスタイルで蹴りをキャッチしてきたり、ムエタイ技が上手い選手です。3R以降は前に出てきて組んできたりするので、僕のちょっと苦手とするタイプと言えばそうです」と評する。

 しかし、「フットワークを使って上手くさばきながら、それがどれだけ外国人相手に出来るかっていうのが今回の課題です。正直これがクリアできないと今後は先が見えない状態なので、ここはなんとしても越えないといけない壁になっています」と、得意のフットワークで対抗するという。

 そして、「今回の相手はデカいけれど中に入ってしまえば一緒だし、逆に中へ入ってしまえばヒジが入るので自分の方が有利じゃないかと思う。そこは自分の回転力のよさを活かしたいと思っています」と対策を明かした。

兄弟そろってのインターナショナル王座獲得なるか?中央は2人の父でありジムの会長である宮越新一会長。現役時代はあのベニー・ユキーデと対戦した

 最後に、宗一郎は「自分はもう29歳になるんですが、これを落としたらインター王座は何年後になるんだっていう感じなので、一番調子のいい今獲らないとマズいし、今回はほんとに死ぬ気で獲りに行きます」と決意。慶二郎は「自分もインターナショナルに凄く懸けているし、今回は応援団もたくさん会場へ見に来てくれるので、その期待に応えたい。これを獲らないと何も始まらない状態なので、何が何でも獲りにいきます」と必勝を誓った。

 また、2人の父でありジムの会長である宮越新一会長は、「2人の性格は全然違って、それが試合にも出ます。宗一郎の方が肚が据わっているというか思い切って1発を狙って、慶二郎は少し神経質というか動いて動いてやられないで倒す。宗一郎は1Rからバーンと行っちゃうから、あんまり心配はないんです。慶二郎は1Rを乗り切ればいい試合をすると思います。今回は期待していますし、面白い試合になるのは間違いないです」と語っている。

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