【Krush】ピケオー、王者の中島に「普通の相手」
4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.65』の公開計量&前日会見が、9日(土)都内にて13:00より行われた。
メインイベントでKrush -70kgタイトルマッチを争う王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)と挑戦者ジョーダン・ピケオー(オランダ)は、ともに70.0kgのリミットを300グラムアンダーの69.7kgで計量を無事パスした。
今回が2度目の防衛戦となる中島は、「いよいよ明日に来たか、という想いです。この試合に向けて長く練習をしてきたので、不安とワクワクの両方があります。応援を力に変えて必ずベルトを守ります」と挨拶。
挑戦者ピケオーは、昨年開催されたK-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント準優勝の実績を持つ。その強敵を前に、「僕のほかに70kgでピケオーに勝てる日本人はいるのかな、と思う。自分はもっと上を行くためにも勝たないといけない相手。上に行くためには負けられない。上手くいったら差をつけて勝てるかもしれないが、試合はやってみないと分からない。ピケオーは手も足も長くて海外でも勝っているし名前もある。自分も70kgの世界レベルで試合をしたいので勝ちます」と、ピケオーを乗り越えて上のレベルへ行くと意気込んだ。
対するピケオーは終始余裕の笑みを浮かべてリラックスした表情。「計量を無事パス出来て嬉しい3月からずっとハードなトレーニングをしてきたから、いいコンディションなので試合が楽しみだ」と挨拶する。
笑顔の理由を聞かれると、「自分は常にリラックスしている。でも、リングに上がればそこに笑顔はない。そうなった自分を見てください」と、笑顔は今の内だけだという。
そして中島のことを聞かれると「彼の試合は何試合か見た。いい選手ではあるが、特別素晴らしい選手ではない。俺が所属しているマイクスジムには素晴らしい選手がたくさんいるので、それに比べれば普通の一人の敵に過ぎない」と、チームメイトに比べれば大したことがないと豪語。
中島が「強い相手なので激しい試合になる。隙があればKOを狙っていきたい」と言えば、ピケオーは「前進あるのみが俺のファイトスタイルだ。中島も前へ出て来てくれれば、間違いなくスペクタクルな試合になると約束する。明日はどちらかが倒れる試合になるだろう。期待していてくれ」と、KO決着を予告した。
●編集部オススメ記事
・中島の初防衛戦はベテラン山内との対戦
・ピケオーが準優勝、中島が1回戦敗退したK-1トーナメント
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