2016/04/25（月）UP
（最終更新：2016/04/25 20:29）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

日本トーナメントで優勝し、9月の世界トーナメント出場権を手にした大雅

　4月24日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～-60kg日本代表決定トーナメント～』の一夜明け会見が、25日（月）都内にて行われた。

　3勝2KOで-60kg日本代表決定トーナメント優勝を果たした大雅（TRY HARD GYM）は、「強い選手ばかりだったけれど、優勝出来てよかったです。ダメージは筋肉痛と足が腫れたくらい」と、1日3試合を戦ったとは思えないほど元気な姿。

「一番きつかったのは決勝の卜部戦。集中力が切れそうになって、無理やり集中しました」と振り返り、優勝出来た要因は「今まで頑張ってきたのが結果に出た」と語る。

　このトーナメントに備えて、タイのムエタイジムで2週間の特訓を行ってきた。「朝走って追い込みして、食べて寝てまた練習してという生活でした。どんなに疲れていても毎日同じ練習をするので精神的にも鍛えられましたね。スパーリングは週3回で5分3R、ミットも1R5分でした。首相撲は1日20～30分」と、試合よりもきつかったという。

　以前は-55kgで戦っており、-60kgでの試合は今回が3度目。「凄く動きやすいし、-55kgの時はウェイトトレーニングをしたことはなかったですが、ウェイトを始めて身体を作ってその成果が出たかなと思います」と、手応えを感じた。

　次は9月19日（月・祝）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～-60kg世界最強決定トーナメント～』に日本代表として出場する。「全体的にもレベルアップしないといけない。（外国人は）強いと思うので、もっと頑張らないといけないと思います」と気を引き締めつつも、「優勝します」と堂々の宣言。

　そして、K-1 WORLD GP -60kg王者・卜部弘嵩（K-1ジム・チームドラゴン）が、3月にヨハネス・ウルフ（ドイツ）、今回がパウロ・テバウ（ブラジル）に連敗を喫したことについて聞かれると、「特に何もないけれど、あまり強くはないですよね」と毒舌も飛び出した。