【UFC】トンプソンがトップランカー対決を制す、王者ローラー戦へ前進
▼ライトヘビー級 5分3R
○スティーブ・ボッセ(カナダ)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-27
●ショーン・オコンネル(アメリカ)
「”戦士心”が捨てきれなかった」と、昨年7月にUFCで現役復帰を果たしたボッセ。現在1勝1敗の戦績を残している。また、元々はプロのアイスホッケー選手であったため、カナダでは非常に認知度が高い。対するオコンネルは現在UFCでは2勝3敗。前回の試合は1RでKO負けを喫しており、今回は真価が問われる再起戦となる。
1R、いきなり強烈な打撃の応酬を見せる両者。足を止めて打ち合うが、ボッセが続けざまにオコンネルの左フックを受けて倒れる。オコンネルがパウンドで追撃を試みるが、ボッセがこれに耐えてスタンド状態でラウンド終了。
2R、序盤のラッシュで疲れが見え始めたオコンネルに対し、ボッセが左右のパンチ連打。オコンネルは苦し紛れに蹴りを放つが、足を掴まれテイクダウンを許してしまう。オコンネルのサイドを奪ったボッセは、容赦無くパウンドを落とす。オコンネルは下から組み付いてこれを何とかしのいだ。
3R、再び足を止めて殴り合いを見せる両者。場内が大歓声に包まれると、お互いにグローブを合わせて称え合う。ボッセが再三放っていたバックハンドブローがようやくヒット。オコンネルの顔面が鮮血に染まる。なおも殴り合う両者に会場は大歓声。ふらふらになりながらも、試合終了間際には両選手が観客を煽る仕草を見せ、再びグローブを合わせた。
判定は3者がボッセを支持。ボッセが地元で迎えた復帰戦を勝利で飾った。
▼女子フライ級 5分3R
○ジョアン・コルダウッド(スコットランド/女子ストロー級11位)
TKO 3R 2分51秒 ※レフェリーストップ
●ヴァレリー・レターノー(カナダ/女子ストロー級5位)
UFC初の女子フライ級の試合。ストロー級のレターノーとコルダウッドの2選手が階級を上げて臨んだ。キックボクシング出身のレターノーは強打を武器にUFCデビューから3連勝を収め、昨年11月にタイトルマッチも経験した。対するコルダウッドもムエタイ出身のストライカーで、UFCでは2勝1敗の戦績を残している。
1R、ケージ際で首相撲の攻防から、レターノーが寝技に持ち込み、下から腕十字を仕掛ける。コルダウッドがこれを外して再びスタンドの状態に。打撃戦からコルダウッドが右バックハンドブローを放つと、これをまともに食らったレターノーが倒れこむ。コルダウッドがラッシュを仕掛けるが、レターノーは下から組み付き、持ちこたえた。
3R、コルダウッドの左の前蹴りをボディに受けたレターノーが一瞬顔をゆがめる。さらにもう一発、左の前蹴りをくらったレターノーが、お腹を押さえて後ろを向いたところに、コルダウッドはパンチの連打とバックハンドブロー。レターノーが倒れたところでレフェリーが試合を止めた。
コルダウッドがタイトルマッチ経験者のレターノーを破り、UFC女子フライ級の歴史上、一人目の勝者に輝いた。
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